2023年12月23日(土)、午後1時半から「富士山シンポジウム」を開催して、富士山の魅力と課題についての情報発信を行いました。まさにキーワードは「富士山は鳴いている」です。

　世界遺産登録後の10年間、静岡県と山梨県は富士山の保全対策を怠り、イベントばかりに税金を使い、今、山梨県は、なんと富士山を切り裂き、環境破壊が懸念される「富士山登山鉄道」の建設を強引に推し進めようとしています。

　営利活動を優先し、観光の山・富士山を求め「神の山・水の山・美の山」である、世界の宝物・普遍的な価値を傷付けようとしています。この事業を推進する政治家や経済人の判断力と人格の劣化には呆れ果てます。いよいよ私自身も覚悟を決めて「富士山を救う」活動に乗り出したいと考えています。

　終了後、午後6時からは、グラウンドワーク三島に関わる人々が川越・東京・静岡を含めて集まっていただき、思い出話や本会への提案などおおいに盛り上がりました。

　川越から来てくれた「知の巨人」とも久しぶりに意見交換ができて刺激を受けました。本会は多様な人々との「信頼のネットワーク」で成立しています。今後とも、皆様に頼り、ご指導いただき、さらに社会的役割を強化・拡充していこうと決意を新たにしました。楽しすぎて飲みすぎました。