松毛川右岸の竹林伐採(2012年)

松毛川右岸の植樹活動(2012年)

境川・清住緑地の全景

境川・清住緑地での魚探し

境川・清住緑地ワンデイチャレンジ...

境川・清住緑地での田植え

境川・清住緑地での稲刈り

境川・清住緑地での定例作業(草刈り...

松毛川ワンデイチャレンジ(清掃活...

松毛川右岸の竹林伐採(2012年)

現在、三島市内を流れ、世界かんがい施設遺産・世界水遺産に登録された源兵衛川において、ホタルの乱舞を鑑賞できます。
ホタルの発生は生態系のピラミッドの頂点に位置している水辺環境の豊かさの証明です。私たち三島っ子の愛郷心と具体的な環境保全活動の「証」でもあります。水辺に映える「光のプレゼント」を満喫してください。静かに鑑賞してくださることを願います。
源兵衛川・水の苑緑地
https://goo.gl/maps/a4uQHf9NKqfYX6bUA
関連新聞記事
■源兵衛川の自生ゲンジボタル観察記録(令和5年4月26日~5月28日)
2023年5月11日(木)午前9時から、三島市環境市民部廃棄物対策課のお2人と、5月14日(日)に実施される「市民河川一斉清掃活動」に関わる桜川での対応について現地確認を行いました。
今までのようにとにかく根こぞき水草や堆積土を排除するのではなく、川底に生息するバイカモや水草を保全すべく、その生育位置に杭を打ち、保護を示す矢印にすることにしました。この対策により、絶滅危惧種のバイカモが守られ、魚たちの産卵場所である土溜まりや水草が残されることになります。
三島市に寄せられている、桜川の川底に付着しているヌクの排除要望に対しても、本会の責任により、まずは清掃し、冬場は町内会や桜川を愛する会、三島市などと一緒に、水辺の環境に配慮した清掃活動を実施することを検討することになりました。
川の汚れに対して、一方的に三島市に改善を要求するだけではなく、市民の主体性・問題意識を前提として、市民が率先・先導して、川に入り、ヌクをほうきで掃き取り、ゴミを拾うなどの具体的な行動が求めらています。
桜川や御殿川、源兵衛川に市民がバイカモを地道に移植してきた、しているから、今、川の中にバイカモが育ち、白い可憐な花を水中で咲かせています。
源兵衛川のホタルの乱舞も、毎年、9月以降から10回以上にわたる草刈りやカワニナ放流などの維持管理保全活動があるから豊かな水辺環境が保全されています。ホタルや魚、バイカモなどの生き物たちへの配慮、心遣いへの裏返し・プレゼントが、ホタルの輝きです。日曜日、環境配慮・重視の河川清掃を期待します。
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2023年4月27日(木)午前9時から三島市により実施される桜川の河川清掃活動から三島バイカモを守るために成育している箇所に目印の割り箸を刺してきました。これで一方的な清掃からバイカモの芽・根を保護することができます。
ヌク・汚れた浮遊物は邪魔者ではありません、景観上問題だからと排除してしまうのは、自然との共生関係上、人間の傲慢の姿勢です。せせらぎの街・三島を水と緑にあふれた素敵な街として維持していくためには、ホタルや魚たち、水草への愛情が必要とされます。これからバイカモが排除されないように、三島市の対応を監視・指導します。
2023年4月27日(木)に、三島市が桜川などの河川清掃を実施するとのことで、三島バイカモの保護保全策について現場で打ち合わせしました。
現在、桜川の水量が増え始めていますが、水深が浅いので水温が高く、ヌク・汚れたヘドロのような浮遊物が多く発生しています。しかし、川底には三島バイカモの根が残り、ヌクとともに排除されてしまうと、綺麗な緑色のバイカモを見ることができません。本日午後、本会として川底に残るバイカモに印を付け、三島市による排除を防止します。
川の防人により、日々の維持管理が的確に実施されている源兵衛川や三島梅花藻の里では、バイカモが順調に生育しています。本会や桜川を愛する会などとの連携・協働による生態系に配慮した河川管理・自然保護を、三島市はできないものなのでしょうか?これからホタルが飛び立ち、魚たちが産卵する時期なのに5月14日に河川一斉清掃が実施されて水草や水溜りの土砂がほとんど排除されてしまう「悲劇の清掃活動」が行われます。三島では生き物たちに心配りする市政運営が脆弱です。自然との共生の重要性を今回、市議会議員に当選した議員さんたちも理解・支援してください。
2023年4月11日(火)午後1時から、中郷用水土地改良区の役員とともに、5月14日(日)に実施される「第43回・三島の川をきれいにする奉仕活動」における、相互の清掃活動・草刈り作業の責任範囲の現地確認を行いました。
本日の立会い、確認によって、例年通りの範囲で相互に実施することが決まり、農家を含めて地域住民も、源兵衛川に入った草刈りは実施しないことになりました。
もしも、私たちが、この責任範囲の確認を行わなかったら、沢山の人々が川に入り、ホタルが生育する環境を荒らすことにより、感動的なホタルの飛翔を見ることはできなくなります。
水辺環境の保全は、川に関わる多様な関係者同士による信頼関係の構築、無くしては成り立ちません。本日は三島市役所の農政課や水と緑の課は不参加でしたが、三島市長と中郷用水土地改良区理事長宛に提出した、源兵衛川の清掃活動の「中止」のお願いを尊守することを強くお願いするものです。5月14日は、朝6時頃から源兵衛川を何回も行き来して、川の監視活動を行います。
関連資料
今・2023年3月30日(木)、大場地区・メダカ池・水辺公園整備の作業から帰ってきました。草刈りに常に追われていた広場が木製ベンチとテーブルが設置された憩いの芝生広場に、土の通路がチップ敷きの遊歩道に、鳥たちが集う実のつく木々が植林され、水辺沿いにはメダカが産卵するための水草も移植されました。
グラウンドワーク三島の活動のポリシーは、自分たちがこうしたいと思うことを自己責任・行政に依存せず、自分たちの発意とアイデア、行動力で確実に現実化・実現していくことです。山竹種苗園さんを始めとした企業の皆様の支援と指導も必要不可欠です。
本年度は助成金をベースに山の神様・石祠周辺の放置竹林の伐採と水辺公園の整備を行いました。来年度も鳥居の設置やホタルの水路整備など、この里山のエコロジーアップに取り組んでいきます。何年後かには、大場地区に驚くべき美しい里山を創り上げます。夢は実行力で叶うものです、成功事例を増やします。
大場地区・メダカ池
https://goo.gl/maps/oAsgCfNcSATmoRSi7
2023年2月11日(土)午前10時から、大場里山再生・鎮火防火の神様である古くから山頂に存在した由来のある歴史的遺産の石祠を再生整備すべく、周辺の放置竹林の伐採を行いました。
今までは光も差さず、風も通らず、闇の中に放置されていた石祠の周辺が竹が間伐されて見違えるように綺麗になりました。
山仕事の専門職人と加和太建設職員、遠く東京や市内から参加してくれたボランティアの方々、本会職員が半日、ひたすら竹を切り、斜面側に集積・片付けました。お蔭様で見事に石祠周辺が綺麗になり、今まで見えなかった青空が望まれるようになりました。
石祠も何か嬉しげで、参加者も達成感で心満たされたと発言がありました。今後、毎週土曜日、後、3回作業を続けます。地域の神宿るパワースポットを市民力で復活して行きます。皆様の参加をお待ちしております。
2023年1月21日(土)午前10時から午後3時半まで、大場地区の山の神様にお参りに行くための「参道・山道」の復活・整備作業、めちゃくちゃ頑張りました。荒れ果て、歩き難い道が、参加者の努力で見違えるように整いました。
山頂の石祠の周辺は放置竹林に覆われ、光も当たらず、寒々としていました。今後、さらに、参道を歩きやすく整備し、次は、山の作業に慣れている職人さんにも支援をあおぎ、本格的に竹伐採を進めていきます。
山の神様に柔らかな光が当たり、涼しげな風が吹く過ぎるような快適な環境を提供できるようになるまで、全力で取り組んでいきます。チェンソーの操作や竹林伐採に慣れている専門家や企業の支援・参加を期待しています。
本日の大場里山再生活動、山の神様を救えに参加していただいた山口さんの感想です。諦めず、地道にこつこつと自分の仕事・役割を担ってくれました。ご苦労様でした。
2023年3月16日(木)、社会貢献者表彰と手づくり郷土賞・ベストプレゼン賞受賞について川勝知事に報告に行ってきました。あわせ、東京理理科大学理工学部建築学科・久川明子さんが製作した源兵衛川の未来予想図の巨大模型を持参しました。
川勝知事は、この模型に大変興味を持ち、やはり、水都・三島は水と緑と文化を活かした平面的なまちづくりを進めるべきだ。そのような方向性でのまちづくりを進めれば、世界に誇れる静岡県の顔・誇りとなると助言をいただきました。
世界に誇れるまちとは、品格であり、優位性であり、今の三島は、その価値を有し、今後の発展形は、久川明子さんが提案するように、水と人の流れを街中に誘導できる平面的なまちづくりのスタイルだと力説されていました。
駅前の高層マンション建設への具体的な発言はありませんでしたが、何故、今の三島が内在する世界的な優位性を毀損するような対応を取るのか的な雰囲気の発言はありました。この発言を駅前開発は、三島の未来を破壊する暴走行為だとの賢者の評価だと私なりに解釈しました。
2023年2月4日(土)午前10時から、源兵衛川に生息するホタルの餌である・カワニナの採取作業を実施しました。水ぬるむ春を感じさせる雰囲気の中で、1時間半にわたり、ボランティアの皆さん、頑張ってくれました。
何とその総数は、約3万個にもなりました。その後、ホタルが多く飛び交う中流部に移動して、採取したカワニナを放流しました。昨年は、過去最高の3,200匹のホタルが源兵衛川の各所で飛翔しました。
多くの幼虫が、川の中で繁殖しているので安定的な餌の確保・提供は、ホタル飛び交う、魅力的なせせらぎの街を創り上げていくためには、必要不可欠な重要な作業になります。
今後、2回実施し、今年は、総数10万個を放流したいと考えています。ホタルの光が源兵衛川に舞うのは、人と自然との補完・共生関係がしっかりと構築されていることの証です。市民力で環境資源を磨いて、地域資源・観光資源として活用していきましょう。
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令和4年11月19日(土)午前11時から、青山学院大学ボランティアサークルの40人が、源兵衛川でチャンカケ拾いと草刈り、歩道の整備を行ってくれました。
やはり若さの潜在力・パワーはすごいですね。何か社会の役に立ちたいとの明確な目的意識を持った学生たちなので、現場の段取りを厳しく事前教育したところ、道具の管理、チームとしての効率性、周辺への心遣い、的確な後片付けなど見事にやり遂げてくれました。疲れたと思いますが、振り返りでは皆、晴れ晴れとした満足感一杯の顔つきでした。
明日は1日、松毛川で放置竹林の伐採とチップ化作業です。水の中をあちこち歩き疲れました。
令和4年11月20日(日)午前9時半から、小雨の中、青山学院大学ボランティアサークルの学生たちが松毛川での放置竹林の伐採とチップ化作業を実施してくれました。確固たる「ボランティア魂」を心に秘めた学生たち、雨にも寒さにも負けず、ワンチームとなり、見事に辛い作業をやり遂げてくれました。
グラウンドワーク三島としての現場主義の信念や松毛川千年の森づくりの目的、今後の森づくりの方向性、この地道な作業の意義と新たな樹林帯形成への役割を私から「事前講義」したことから、今の作業が、今後、どのような役割を及ぼしていくのかを理解した上で爆発的なパワーを発揮して頑張ってくれました。
やはり、課題を抱えた現場での実践教育・現場学の伝授は、学生たちの心に確実に伝わるものだと実感しました。振り返り時も源兵衛川での体験を含めて大好評でした。足跡の残る現場学の学びの場を提供できる、本会の役割を今後とも果たしていきます。やはり「地域現場学大学」の設立、急ぐ必要がありますね。学生の皆様、ご苦労様・ありがとうございました。
一人一人の足算の力と行動力で「松毛川千年の森」が創られていきます。辛く、汚れ、疲れる作業の蓄積により社会的課題が解決されていきます。グラウンドワーク三島の信念は「議論よりアクション」、愚直に継続していきます。青山学院大学ボランティアサークルの皆様に深謝です。
令和4年11月13日(日)、台湾で開催された曽文渓流域に関するフォーラムの基調講演「源兵衛川の水辺再生のノウハウとは」を、日本からズームにて担当させていただきました。
「現場に立てば事実が見える、事実の正確な認識なくして課題解決無し、市民創意の仕組みづくりが先進的な川づくりの基盤、実践活動を通して地域総参加のシステムを構築、愛郷心無くして魂の入った川・まちづくりはできない、川は水の道であり風の道なり、流域マネジメントによる内縁部と外縁部との総合的発展が目的、ハードとソフトの融合が地域振興の起爆剤、環境教育から学校教育人材育成に、流域内の歴史的文化的風土的知識を結集、川づくりはまちづくり、川づくりは環境資源磨きとエコジーアップの視点で」など、源兵衛川の現地からの実況を含めて講演させていただきました。
来年は台湾に出向き、各地においての講演会巡りです。大学での講義を含め、グラウンドワーク三島の最新情報の発信と交流を行ってきます。
小山町まちづくり専門監、南足柄市参事等を歴任された〝スーパー公務員〟溝口久氏と渡辺豊博・GW三島専務理事との対談動画を掲載いたします。
第1回「三島市の新たな財源確保と地域活性化への提言」
第2回「三島駅南口再開発事業と市役所新庁舎建設への提言」
第3回「まちを元気にする創造的な仕掛けとは」
第4回「理想のまちを創る実例と成功のポイントとは」
2022年6月18日(土)、三島市民文化会館・大会議室にて開催された「30周年記念意見交換会(主催:GW三島)」より、グラウンドワーク三島専務理事・渡辺豊博による講義「グラウンドワーク三島が成した30年の活動成果と今後のアプローチとは」と当日のプレゼン資料、グラウンドワーク三島の活動紹介ビデオ「右手にスコップ、左手に缶ビール!」を掲載いたします。
当日のプレゼン資料
三島駅南口東街区再開発・地下水への懸念点
「グラウンドワーク三島」として何故、今まで、三島駅南口東街区再開発事業を問題視してきたかの理由を説明します。本事業により高層マンションが建設される市営駐車場の直下には、富士山からの地下水本流が流れており、大規模な基礎掘削により、地下水に悪影響を与えることを懸念しているためです。
「水の都・三島」の宝物は豊かな地下水です。大規模に溶岩層を掘れば、下流直近にある「菰池・鏡池・白滝公園水源地・浅間神社神池・桜川・源兵衛川・御殿川・三島梅花藻の里湧水地・雷井戸・境川清住緑地大湧水地」などに環境被害を及ぼします。
市長が説明する地下水調査をしているから大丈夫だは信じられません。水が汚れ、消えれば、ホタルや三島バイカモは死滅します。せせらぎの街の際立った魅力は消滅します。「三島の未来」発展の資源を失ってしまうのです。
たった300戸のマンションを建設するために、三島の価値を壊してしまうリスクを何故、今、担わなければならないのでしょうか。豊岡武士三島市長は私が知る限り、この30年間で源兵衛川の川掃除でお会いしたことはありません。雨の日も寒い日も川掃除を何十年も続けてきましたが、お会いしていません。
本当の水辺自然環境の微妙なバランスを実感されておらず、生き物たちの目線から発想が乖離しているのではありませんか。三島の水と緑を愛していれば、地下を乱暴に掘削する暴挙、自然・環境破壊の行為である高層マンション建設は推進しません。
今こそ、本事業を立ち止まらせ、見直しさせるためには、駅前開発推進の方を排除するしか方法がありません。今回の選挙、生き物たちの命と安全な生息環境の保全がかかっています。良識あるご判断を三島市民に期待します。
グラウンドワーク三島として、なぜ三島駅南口東街区市街地再開発事業「中止」の市民運動を展開・推進してきているのか、「水の都・三島」の地下水と環境が壊されてしまう危機として、その懸念と危機感をまとめてみました。やや長文ですが、是非ともお読みください。
この問題を「他人事」にしておけば、間違いなく三島は壊され、命の水・地下水が毀損されます。次の市政を誰に託すのか、東街区をどうするのか、夢ある三島の将来が、その選択で決まってしまいます。今後とも「中止」のための市民運動をさらに強化・推進していきます。愛郷心がその原動力です。
関連資料
三島駅南口東街区再開発事業
高層層ビルの完成予想図
清流がよみがえった源兵衛川
このどちらのまちづくりが、「水の都・三島」にふさわしいと思いますか?
このコーナーでは、私が折々に書き留めた様々な思いや街づくりのノウハウ、ミスターNPOとしての戦略、若者へのメッセージなど掲載するので是非お読みください。
「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2023年5月29日「腰切不動尊大祭」の記事を掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業
■グラウンドワーク三島事務局
9:00~18:00(定休日:日曜・祝日)