さあ明日から、三島市長選挙がスタートします。次の「三島の未来」を創るリーダー選択の重要な選挙になります。今、三島駅に視察者をお迎えに行ってきました。何と駅前にある噴水は止まっていました。管理者に様子を聞くとポンプが故障して、長く動いていない、よく観光客から三島は水の都なのに玄関先の湧水が止まっていて寂しいとの意見が多いと聞きました。
市の言い分は経費がなく補修できないとのこと、駅周辺の花壇化ばかりに1.5億円もの市税を投入し、見映えを優先した軽薄なまちづくりを進めているのに、駅前の水の街の顔が長く止まっています。
多様な「三島磨き」に努力してきた多くの市民団体や市民との意見交換や情報公開も無く、市役所職員は市民目線ではなく、市長目線・市長が喜ぶ施策を執行しています。長く市政を担うと組織の血行・循環が淀みます。新たな発想・行動が希薄化して、弱者目線の人に優しい施策ができず、イベントばかりの思い付きの施策が進められ、結果、成果が形になって蓄積されません。
私が裁判に訴えた西街区の東急ホテルは指摘の通り、稼働率30%程度、近々に撤退・売却の噂が出始めると思います。大きな夢は必要ですが、三島の財政やの現状や優れた価値を踏まえた、生活者に寄り添った人間重視の人を大切にする施策が今、最も求められています。
命の水を傷付け、環境破壊を誘発する駅前開発にこだわり、市民に61億円もの負担を強いる、今のリーダー、今後の三島を託せるのか、三島市民の冷静な判断が問われています。駅前の乾ききった噴水を見ていると、今の行政の怠慢と機能停止の実態・悲劇を実感します。
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