渡辺ゼミのゼミ合宿がスタート(令和元年8月23日~27日)

1日目:8月23日

 本日・令和元年8月23日から27日まで、渡辺豊博・地域環境計画ゼミ合宿(夏の実践的体験ゼミ・現場での天国と地獄のゼミ)がスタートしました。午前中、雨の中で、リアクターの設置作業、午後は街中カフェの壁塗り作業を体験し、温泉の後、毎日続く、交流会の開催です。


 暑い中で大変ですが、彼らが自分たちで考え、行動する主体性・自主性を育成すべく、文句やあれこれを指示しない、言わない我慢比べの日々が続きます。私も人生修行を合わせてしています。

 

2日目:8月24日

 本日・令和元年8月24日は約10000歩も歩きました。午前中はゼミ生たちに、街中カフェの壁塗りを昨日に引き続きお願いしました。壁が汚れて、狭く感じられたお店が、純白のペンキで塗られて、華やかに広く感じられる、綺麗で素敵なお店空間に見事に変わりました。


 学生自身の知恵と自主的な創意工夫の段取りにより、昨日の午後より効率的な作業が順調に進み、仕上がりました。次は床の凹凸を平坦化して、綺麗な床材を張ります。有機野菜の販売や三島そば屋・軽食喫茶を9月から新装開店します。学生たちが、お店の基盤を整備してくれて助かりました。


 午後からは、日本母親大会に参加してくれている全国各地のお母さんたちを柿田川や源兵衛川にご案内させていただきました。源兵衛川の水辺再生のドラマ、ストーリーをお話させていただき、三島人が汚し壊した川を三島人の心を変えて水辺再生を成し遂げたプロセスとノウハウを説明しました。


 皆さんには、源兵衛川にも入っていただき、体感と実感で三島の素敵と魅力を感じてもらいました。皆さん、大変感動、関心していただき今の水と緑を活かした街づくりに高い評価をいただきました。決して、高層マンションを建設しても視察に訪れる人はいないと確信しました。多くの人に評価されないことは安易・強引に進めては駄目であることを示しています。

 

3日目:8月25日

 本日・令和元年8月25日午後から「ゼミ合宿」での体験学習の一環として「三島梅花藻の里」の整備作業を行いました。里内の草刈りと三島バイカモの間引き、源兵衛川への移植作業を体験しました。
この場所は、三島バイカモの増殖地であり、ここで育てた三島バイカモを源兵衛川や桜川、御殿川などに、25年前から順次、移植・植え付け、大切に守り、育てて来ました。冬には枯れてしまい、夏の増水期には流れてしまい、子どもたちが川で遊ぶと踏みつけられ、取られてしまい、補給しないと定着しません。

 

 飽きずに、めげずに、移植作業を続けてきた結果、市内の各所で白い可憐な水中花・三島バイカモを見ることができるようになりました。この水草の中でアブラハヤなどの小魚が生息し産卵します。三島の川の生物多様性を担保しているのが、三島バイカモを中心とした水草類です。絶滅危惧種の大切で貴重な三島バイカモを保護・保全する活動、今後とも続けていきます。

 

4日目:8月26日

 本日・令和元年8月26日(月)午前中に三島市文教町2丁目にある「鎧坂公園」の草刈りを行いました。今から20年前に、三島青年会議所や文教町町内会、周辺住民の皆様と協働して、ゴミ捨て場だった空地を整備した場所です。


 所有者は70%が三島市、20%が私有地、10%が県有地と複雑なために所有者の意向をまとめられず、コンクリートや鉄くずなどが放置された地域の厄介者でした。誰に相談しても解決の手立てが見つからずグラウンドワーク三島に多様な利害者の調整仲介の依頼があり解決への段取りを進めました。


 約半年間、地域住民の皆さんと話し合いを続け、植木などは各戸から提供を受け、5回にわたり毎回100人以上もの住民が集まり手作りで創り上げたミニ公園です。大切に維持管理してきてくれた何人かの役員も高齢となり、次の地域住民と連携した新たな組織づくりが課題です。


 しかし、本会として責任を持って対応できる範囲で、学生たちの協力も得て、地道に市民主導の思い入れのあるこの公園を守り、伝えていきます。本日も暑く、隣接地にご迷惑をかけた大木も切断して綺麗に仕上げることができました。明日はゼミ合宿最終日です。

 

5日目:8月27日

 昨日・令和元年8月27日、ゼミ合宿の最終日は1日にわたり、箱根西麓元山中でジャガイモの収穫作業を体験しました。この場所は耕作放棄された農地で、グラウンドワーク三島による援農システムによって再生復活させた農地です。


 時々爽やかな高地の風が吹いてはいましたが、やはり暑く、厳しい環境の中で学生たちはよく頑張りました。農業の魅力はよく宣伝されますが、現実の現場での作業は、辛く、体力的な消耗も激しいです。農業の現実を体験することにより、現場の実態を理解することが体験学習の目的です。


 効率的作業のためのチームワークの構築や合理的な作業の段取り、トラクターの操作方法などを学生たちが話し合って工夫していました。この主体的な問題意識の育成が狙いです。

 

 5日間にわたった「ゼミ合宿」も本日で終了です。まとめでは「現場の大切さを実感できた、飲み会で市会議員と本音の話ができて勉強になった、現場では相手を思いやる心配りの大切さを学んだ、現場での辛い体験学習の意味・背景が理解できた」などの発言がありました。私としてはホットした気持ちになりました。来月は彼らと英国スタディツアーで一緒です。今度はグローバルな視点での英国での学びの旅です。

 

2019/8/24 12:45 ( メイン )
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