この静岡新聞での三島市からの議会答弁の内容に驚きました。今回の東街区再開発事業のコンセプト・目的は、東街区にウエルネスフロント「広域健康医療拠点」①健康医療＋スポーツ・文化施設②商業＋子育て施設③定住施設をつくることにあります。

　市の答弁では、特に4階の「公益床」について「市がフロアを買取ることはない」としています。これでは、この再開発計画には公益性が無く、市が高額な補助金を出して民間企業の開発を支援するだけになってしまいます。マンションやホテル、それ用の駐車場、空っぽの商業施設すべて民間企業の責任と負担により対応すべきものです。

　特にマンションについては、一戸当たり833万円も市が補助し、全体としては市民一人当たり6万円負担することになっています。公益性の無い民間施設に対して、大切な地下水や水辺環境に影響を与える懸念があるのに実施しようとする、この危険な再開発事業は「中止」しなくてはなりません。放置したら、三島市は財政的・環境的に壊れていきます。

　孫子に大きな禍根を残す、詐欺的な虚構のこの事業をストップさせましょう。真相究明と実態把握、中止の行動を続けながら市民運動を強化していきます。

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• 2021年12月7日静岡新聞（三島駅南口東街区再開発・公益床市の買取りなし）