三島商工会議所が豊岡市長宛てに提出した東街区再開発事業についての「要望書」です。こんな要望、今、必要があると思いますか?街中の停滞や困窮を解決するための実効性の高い施策の要望ではありませんか?
「展望スペースの設置」ですが、高層マンションの建設により、市内各所から見えていた富士山の景観美が、眺望阻害されるのに市民が建設費を負担してまでこんな馬鹿げた公的施設をつくる必要がありますか。
「観光PR拠点の充実」ですが、西街区の東急ホテル内に「広域的観光交流拠点」を開設する大義名分により、あの素敵な観光協会の建物を壊し、貧相な案内所を設置しておきながら、今更、さらに市民に税負担させ、同じような観光施設をつくる必要がありますか。
今回の「要望書」の目的は、私の分析では、建物に入る民間施設が無く、仕方なく公的施設を入れ、市民にさらなる税負担を強いるしか、対策が無くなった。その理由付けするために、三島市が依頼して要望書を提出してもらったと解釈しています。間違っていますかね。
青森市や佐賀市など駅前開発の失敗例と同じで、民間開発の赤字分、失敗分、帳尻合せは、結果的・最終的に行政が担い、それが税負担として市民に負荷されます。
豊岡市長は、強いリーダーシップを発揮して、この事業を実現させると豪語し市民に首を取れと恫喝していながら今回、民間の開発行為だからと逃げています。多分、市民の強い要望を受けたので実現しますになると思います、市政の暴走と悪知恵が加速しています。市民監視を強化していきましょう。
関連資料
- 三島駅南口東街区再開発事業への要望書(三島商工会議所)
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