10/5三島市長宛に「公開質問状」を提出

 令和2年10月5日(月)豊岡武士三島市長宛てに、グラウンドワーク三島として、三島駅南口東街区再開発事業に関わる地下水への影響について8項目の「公開質問状」を提出しました。

 

 一番の心配事は、地下水保全対策を市長に助言・提言する対策検討委員会の委員に、地質や環境、水処理などの専門家が入っていないことです。 

 

 地下水と地質、水処理は一体的な専門分野であり、それ以外にも生態系、生物影響、魚類、昆虫生物、大気・水質、騒音・振動などの専門家が必要です。源兵衛川の水辺再生計画の立案では、10人の専門家を集めた「環境チーム」を結成して自然環境調査を2年間にわたり実施して、河川工事に関わる保全対策を策定しました。210億円もの大規模事業としては、地質調査や地下水流動調査を含めて対応不足です。あの硬い溶岩層を6m以上も掘削したら半年以上も工事期間が必要だし、振動や亀裂の発生で地下水が汚濁、減少、枯渇することは予想できます。

 

 地下水は「水の都・三島」の命・血液・宝物です。とにかく慎重に丁寧に確実に検証を重ね、広域的・詳細な調査を駆使して正確性と確実性を担保しなくてはなりません。安易な結論は三島を間違いなく壊してしまいます。明日、三島市民文化会館で開催される「第6回三島駅南口周辺地下水対策検討委員会」の議論を注目してください。各委員には三島の未来が託されており、その責任は重いと思います。

 

 ⇒公開質問状の内容についてはこちら

 

2020/10/7 13:52 ( メイン )
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