「謹賀新年・新年にあたり健康の重要性を実感」

 

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年も、多様な場面で相も変わらず、ご迷惑をおかけすると思いますが、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。地域や日本がさらに元気になるように三島を中心とした地域現場において、創造的で具体的な市民活動に懸命に持続的・発展的に取り組んでいきたいと、昨年以上に意気込んでいます。
 
 
 
さて、また新たな年が始まりました。私に取っては63回目になるし、グラウンドワーク三島に取っては、設立以来21回目の新たなる年の始まりです。歳月とは、あまりにも日常的、無意識のうちに巡り、無常のうちに去っていきます。1年の間にいろいろな出来事が起こり、感動や不安、喜びや悲しみなど、さまざまな「喜怒哀楽」が交錯していきます。激動の潮流の中で、自分の存在や役割をどこに見出していいのか、自分を見失ってしまうこともあります。
 
 
 
私も昨年、本当に多忙な毎日を過ごしました。日々、目の前の課題や問題を着実に処理していくための懸命な努力や思考錯誤を繰り返しながら複雑に絡み合った物事を解決してきました。逃げても避けても物事は抜本的には解決されません。真摯に課題に直面し、その課題が起こる原因や経過、背景などを冷静に分析・評価できる課題解決力と忍耐力が試されます。やや夜も眠れないこともあり、お酒をプレッシャーの解毒剤に活用したことも多々ありました。
 
 
 
いくつもの立場を有している自分としては、自業自得といえる重圧だとは理解しているものの、これらの多様な精神的プレッシャーは齢を重ねるに従い、ボディブローのごとく心身に微妙な影響を与えます。昨年の年の暮、韓国の釜山やソウルに事業調整業務で出かけたおり、毎日マイナス10度前後の極寒の影響もあり、今までの疲れが一気に吹き出し体調を崩してしまい、海外において初めての経験といえる極度の疲労のためにホテルで1日寝てしまいました。
 
 
 
さらに、新年も毎年美酒と美味しい食事にご満悦・暴飲暴食の私が、お酒を飲まない新年を迎えるなど、今までの私の人生経験の中では考えられない、未知なる初体験の時間を過ごしています。「無限の胃袋と強靭な肝臓」が持ち味、特性であった私の体力も、いよいよ齢の影響が避けられない脆弱性を内在し始めていることを認識せざるをえない厳しい年の始まりといえます。
 
 
 
今年は体力の減退を実感することから始まったので、今年の目標は、とにかく、「体力強化と体重を100?以下にする」ことにしました。今まで新年の目標として自分の健康に関わる体力的な目標は初めてのことであり、私にとっては新鮮で画期的なことです。「健康の維持」こそが、生き方の基本であり、市民活動の基盤でもあります。健全な精神も健康ゆえに育まれます。基本的な事柄も尊守できなければ、NPOのリーダーも務まらず、話に説得力もありません。
 
 
 
都留文科大学の定年は65歳、後、3年は学生たちの人間力・現場力の向上のために精一杯取り組んでいきます。その後は、さらにグラウンドワーク三島の活動に特化して関わり、国際的な活動領域での事業展開やグラウンドワークを知る新たな人材育成のための学校の運営などに関わっていきます。
 
 
 
まあ、グラウンドワーク三島の活動を通しての「夢」は尽きません。体力の衰えを意識しながら、多くの人々の熱き支援の思いを共有して課題が山積する現場・地域において、具体的な成果と実績を残していきます。「現場の力」は絶大です。どんなに高邁な議論や必要論を訴えても、国会議員などの政治家になって官僚統治で物事を解決しようとしたって、身近な地域課題は、行政の縦割りの弊害によって迅速にして具体的に解決・処理することは難しいと思います。
 
 
 
大震災での復興の現実が、その政治と行政の限界を実証しています。今こそ、世の中において必要とされているのは、ますますの「市民力・地域力」の結集です。グラウンドワーク三島の社会的役割は、この多様な利害者を束ねる「調整・仲介の力」です。
 
 
 
「地域住民との議論に多くの時間を割き、現地の実情を環境的な視点や経済的な観点から把握し、多様なNPO団体との意見交換を行い、地方自治体との事業調整も担い、地域企業の専門性や知恵を地域に引き出し、専門家の高度な情報を参考として革新的な手法を導入する」など、一つの地域課題に対して、多種多様な要素から総合的に思考のプロセスを介在させていくのです。
 
 
 
この複雑多岐な迷走飛行の事業推進のプロセスが、物事・事業の熟度と完成度を高めていくのです。お金を無尽蔵に注ぎ込めば、立派な計画や事業ができることは間違いなく「幻想」です。ハードづくりは、お金でできても、そこに地域の誇りや魂を介在させるソフトづくりは、民主主義的な多様な議論と時間の蓄積のプロセスが必要とされます。
 
 
 
グラウンドワーク三島は、まさに、今まで20年間にわたり、「コンクリートに魂を入れる」プロセスに挑戦してきました。今回の衆議院選挙で政権を奪還した自民党、国土強靭化の方向に激しく舵を切り始めています。経済再生のためには、まったくその方向性を否定するものではありませんが、従来の愚行の繰り返しでは「借金」が増大するばかりで地域の自立や公共事業の無駄の排除には結びつきません。
 
 
 
従来からの行政主導の「公共事業」の再来にしないためにも、グラウンドワークの手法を活用した、市民・NPO・行政・企業との地域協働による、新たな公共事業の仕組みづくりが強く求められています。この地域協働の現場モデルの仕組みづくりを20年の歳月をかけて「実証・社会実験」してきたのが、グラウンドワーク三島だといえます。
 
 
 
英国の「新しい公共」とは、この調整・仲介役となるNPOや社会的企業の「ビジネス力」と「調整・仲介力」に期待して、補助金や新たな融資制度の充実など、国の資金を集中的に投入することによって支援する「新たな市民ニューディール事業」といえます。国は、コンクリートに資金を投入するばかりではなく、まさに、国民・有権者・人々・社会的弱者・NPO・新しい先導的な仕組みづくりなどに資金を優先的・重点的に投入・投資すべきです。
 
 
 
現在の日本と国情が酷似している英国において、当時のサッチャー首相が創設した英国グラウンドワーク。効率的で住民主体の国づくりのための斬新な手法でした。懸念される官僚と政治の暴走による亡国へのプロセスを抑止させるためにも、英国に学んだグラウンドワークの手法を国の新規制度として導入してもらうべく、多様なロビー活動を始めたいと考えています。
 
 
 
とりあえずは、暴飲暴食の排除に神経を使いながら,3月16日と17日に開催されるグラウンドワーク三島設立20周年記念シンポジウムの成功に向けて着実に前進していきたいと考えています。皆さまの引き続きのお付き合いをよろしくお願いします。「禁酒ではなく減酒の心構え」の三島のジャンボより。
 
 
2013/1/1 0:00 ( メイン )
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