1月12日(土)グラウンドワーク・インキュベーションの起業支援対象者52名が参加して、起業研修が仙台で実施されました。
まずは、グラウンドワーク三島の渡辺事務局長からご挨拶、というよりやはり応援メッセージです。
「グラウンドワーク三島は設立20周年になった。昔は協力者がいなかったが、活動を続けていくうちに応援者が出てきた。
大事なのは、やり続ける意思。皆さんにも、無理をせずに等身大の活動を続け、少しずつ大きくしていって欲しい。
この復興支援型地域社会雇用創造事業では、モノではなく、皆さんの想い・実行力に投資している。それぞれの地域・分野で、色々な人を束ねるコアになって欲しい。目標に向けて残り1ヶ月、全力で頑張ってもらいたい。
それぞれの地域課題・社会的課題を解決するというミッションに向かって、パッションをしっかり持って、具体的にアクションしていって欲しい。
見本市では、起業支援対象者相互にビジネスマッチングをする他に、百貨店のバイヤー・マーケティング担当者、銀行や信用金庫の関係者等も呼んで、起業後の事業運営をより発展的に展開できるよう、支援していきたいと考えている。」
挨拶の後は、起業支援対象者とその起業支援対象者を担当するメンターとで1つのグループに分かれてのグループ進捗報告を行いました。
他の方からの進捗報告を聞いていると、刺激にもなりますし、お互いにアドバイスを出し合う、といったこともできます。
また、一緒に協働・コラボレーションして事業を展開していきたい、といったアイデアも産まれてきます。今回のグループ進捗報告でも、積極的な意見交換が行われていました。
グループ進捗報告の後は、起業後の事業計画作成ワークショップを行いました。
まず、収支計画の作成を行い、実際に事業を行い、その改善策を検討し、その改善策を元に収支計画を再構築し事業を展開する、いわゆるPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Action)の重要性について説かれていました。
そして、このPDCAサイクルを回すためには、初年度の売上高と売上原価の見込をベースとして具体的な数値を入れた収支計画を作成する必要があります。
まず、初年度の収支計画を作成し、その収支計画の改善策を検討し、事業開始後3ヶ年の収支計画を作成し、事業計画を見直し、最終的に事業計画の完成まで行います。
この事業計画があると無いでは、実際に事業を運営していて行き詰まった際に、大きく違いが出てきてしまう、とのことで、起業支援対象者の皆さんも、真剣に事業計画作成に取組んでいました。
また、顧客・利用者のニーズに応えることが重要で、常に顧客・利用者のニーズや評価を聞き、事業の見直しや改善に努めることが成長・発展に不可欠との説明に、起業支援対象者の皆さんも納得した様子でした。
今後、起業支援対象者は、残り1ヶ月間の起業準備を進めていくと共に、起業準備期間の集大成として、2月11日の「見本市」で商品・サービスを紹介することとなります。
起業支援期間も残り1ヶ月、起業準備そして見本市、そして起業報告書の提出と頑張っていきましょう!
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