【受講生募集】松毛川・森のインストラクター養成講座
松毛川と河畔林の生き物たち
三島市と沼津市にまたがる松毛川(灰塚川)は、狩野川流域に唯一残された三日月形の旧河川・止水域であり、全国的に見ても貴重な水辺自然環境といえます。上・中流部の両岸には貴重な河畔林が今も残り、絶滅危惧種のメダカ等魚類約18種、魚を食べるミサゴやカワセミ等野鳥約60種、12種のトンボ、252種の植物、12種の樹木が生息しています。狩野川の原風景や地域の歴史的な環境資源としても、永久に保護・保全していかねばならない「ふるさとの森」「地域の緑の宝物」といえます。
しかし過去には、雑排水の流入による富栄養化により、外来植物であるホテイアオイが川面を覆いつくし、生態系に大きなダメージを与えました。また、河畔林の弱体化による倒木やヘドロの堆積、ゴミの放置などの環境悪化も進行しています。
そこで本会では、2003年より、2.4kmにわたる竹林の伐採やチップ化、苗木8,000本の植林、産業廃棄物やゴミの清掃、環境調査、自然観察会、三島市側の土地約3,000㎡の買収など、松毛川の千年の森づくりに取り組んできました。
今回、野鳥・トンボ・植物・魚類の各分野の専門家を講師に招き、松毛川とその河畔林に生息する生き物たちについて学ぶ講座を開講します。貴重な「ふるさとの森」に生きる生き物たちの生態や特徴について一緒に学んでみませんか?
【詳細】
◆実施期間 2023年10月14日(土)~12月9日(土) 全5回
◆実施場所 【学習】グラウンドワーク三島事務所等(4回) 【現地】松毛川(1回)
(学習はZOOMでも受講いただけます。詳細はお申込み後に各人にお知らせします。)
◆募集人数 20名程度
◆参 加 費 無料
◆持 ち 物 筆記用具等(現地実習は汚れても良い動きやすい服装・運動靴)
◆申込方法 下記申込書をご記入の上、事務局まで電話・FAX・メールにてお申込みください。
申込みは随時受け付けます。
※興味・関心のある講座のみの受講も歓迎いたします。
【募集案内・申込書】
三島産新銘柄米「ゆめみしま」のご購入はこちら
「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月18日「能登半島被災地支援・ショートツアー参加者にゆめみしまをお届け」「富士山『登山』方式断念へ」の記事を掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業