7/25(木)にイオンチアーズグラブ三島本町店の子どもたち11名が「三島梅花藻の里」で定例作業の体験をしました。
9時に集合した子どもたちは、グラウンドワーク三島のインストラクターさんからミシマバイカモについて説明を受ました。
その際に、この三島梅花藻の里の中には、「ミシマ」と名前の付いた植物が3つあります。
「ミシマバイカモ」「ミシマ桜」そして、みんなの後ろの方にある「ミシマサイコ」の3つですと教えてもらいました。
ミシマサイコの花
実際に水の中に入り、みんなでミシマバイカモの手入れをしました。
黒くなった先の部分を手で優しく洗っていくとなんとなくミシマバイカモがうれしそうに見えてきます。
その後、水の苑緑地から源兵衛川の散歩道を上流に向けて進み、三島中央病院横でちゃんかけ拾いをしました。
この場所は少し前にちゃんかけ拾いをしたのですが、30分ほどの時間でしたが大きいものから小さいものまで子どもが持つにはちょっと重いかなと思うくらい拾うことができました。
そのまま、上流をめざし、広瀬橋の横で、生き物探しと観察会を行いました。
子どもたちには、水の冷たさもあまり気にならないようで、夢中でタモ網と格闘しておりました。
この場所は、夏になると子どもたちがたくさん集まる場所でもあります。
今回は、タモロコやドジョウ、アブラハヤなどの魚やヌマエビ、トンボのヤゴなどが見つかりました。
また、外来種のアメリカザリガニや金魚も捕まえました。
持って帰りたいという子どもたちがたくさんいましたが、「源兵衛川の冷たい水に棲む生き物たちなので、捕まえても逃がしてあげてほしいな」というと、素直に「わかった!」と言いながら、川に戻してくれました。
本来、源兵衛川にいるはずのない金魚と外来種のアメリカザリガニは、育ててみたいという子どもたちが持って帰りました。
この日は見つけられなかったのですが、ホトケドジョウなど清流にしか棲めない貴重な生き物もこの源兵衛川には棲んでいます。
エコやリサイクル、リユースなどが環境保全にどのようにかかわってくるかこれから学んでいくうえで何か感じ取ってもらえたら、うれしいです。
グラウンドワーク三島の事務所の中に大きな水槽があります。
その水槽の中で、源兵衛川に棲む生き物たちが元気に過ごしています。
源兵衛川にはどんな生き物がいるのかなと思ったら、ぜひ、立ち寄って、水槽をのぞいてみてください。
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業