6/1 平成25年度腰切不動尊大祭 [地図表示]
腰切不動尊は寛永10年(1633年)に御殿川の川底で見つかった腰から上だけが彫られた石仏で、腰から上しかないので腰切の名でよばれるようになったと伝えられています。
そのため、腰から下の病や安産にご利益があるとされ、長い間信仰されてきました。
祠の裏には井戸があり、その昔は地域の生活用水として暮らしに役立っていました。
かつてのお祭りはとても賑やかで、特に5月28日の大祭では子ども相撲が盛大に行われていましたが、月日が経つにつれ、いつの間にか祠の扉が閉ざされ、井戸も使われなくなり、にぎやかだったお祭りもとだえてしまいました。
今年は、お祭りを地域住民と、日本大学国際協力部、NPO法人グラウンドワーク三島、企業との協働により、40年ぶりに復活させてから15回目。また、腰切不動尊が見つかってから380年という年に当たります。
今年は、都留文科大学の学生さんも参加し、祠を開けて、風を入れ、前回の例祭から半年分の埃を払い、祠の中も外もきれいに磨き上げていきます。
その後、集まった子どもたちに腰切不動尊や腰切井戸のいわれやグラウンドワーク三島がかかわった大まかな経緯を渡辺事務局長が簡単に説明した後、龍澤寺の僧侶による読経の中参列者が焼香をし、お不動様に手を合わせていきます。
年に3回しかお顔をお見せにならないお不動様をしっかりと見ていただけましたでしょうか?
途中、三島市長が駆けつけて下さり、ご挨拶をいただいた後、参列した方々と不動明王ご真言を唱えた後、子どもたちによるシャギリを奉納し、イベント会場へ移動しました。
今回も、大正生まれのおばあちゃまが参列してくださり、ご自分の足で歩いてくる姿を拝見することができ、おばあちゃまの笑顔に癒されてしまいました。
次は、9月にお会いしましょうとお約束しました。
イベント会場では、日本大学国際協力部の皆さんが、来場していただいた方たちに楽しんでいただきたいと心を込めたおもてなしを用意して子どもたちを待っていてくれました。
ペープサートでの腰切不動尊の紹介や大人たちの迫力あるシャギリの披露。
子どもゲームコーナーなどなど
今年は、やきとりドック・白玉入りフルーツポンチなどが振舞われました。
天気予報が悪かったため、開催が心配されましたが、当日はとても良いお天気で、子どもも大人も楽しいひと時を過ごしていただけたようです。
次回は9月28日に例祭を行います。
皆様、ぜひご参列下さい。
協力:田町シャギリ保存会
みしまプラザホテル
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