11/4 鎮守の森探検隊 第7回 天城遊々の森
11月4日(日)
鎮守の森探検隊第7回のプログラムのテーマは、「五感を使って、森と友達になろう」ということで、ちょっと遠出をして、伊豆市にある天城遊々の森でツリークライミングに挑戦してきました。
ツリークライミングは専用のロープやサドル(安全保護具)を利用して大木に登り、木や森、自然との一体感を味わうアメリカ発祥のレクリエーションです。近年、日本でも広がりつつありますが、まだまだ貴重な体験です。
この日は、伊豆子どもミュージアム主催の「森まつり」の日で、ぜひ参加してくださいとのお声掛けをいただいておりましたので、2つのグループに分け、午前と午後で交代しながら、ツリークライミングと森まつり・森遊びを楽しみます。
まず、午前チームが先生からの注意事項をしっかり聞き、準備運動をしっかりとしてから、今回お世話になるエノキの木に手で触れながらご挨拶をし、ヘルメットとサドルを装着したら、クライミング午前の部開始です!
初めて体験する方がほとんどで、体験したことのある女の子は上手にスルスルと登って行きます。
初めて挑戦する子どもたちもしばらくするとスルスルのぼりはじめ、10メートルのロープなど難なくクリアーし、一度降りて、次のロープに挑戦!とロープを探し、移動していきます。
葉陰などに鈴やベルが配置され、見つけた子どもたちが、チリリ〜ンと鳴らす音が時々聞こえます。
そのうち、木の上に設置されたツリーボートの上にご褒美のキャンディを置くと、今度はボートを目指して登っていました。
大人もぎこちないながら、少しずつ慣れていくような感じで登っています。
高いところが苦手と言っていたお父さんもツリーボート付近まで登っていて、子どもたちの写真を撮ったり、子どもと一緒にツリーボートで休憩していました。
地上とは違う景色、空気感、風など普段は感じることができない感覚を五感をフルに使って感じてもらえたでしょうか?
2時間、たっぷりと体験して、最後にもう一度登らせてもらったエノキに触れながらご挨拶をして終了です。
子どもたちは、物足りないようでしたが、それでも「楽しかった!!」と目を輝かせていました。
あるお父さんは、自宅の楓にロープを吊ろうかなと真剣な顔でおっしゃっていました。
それほど、このツリークライミングは一度体験するとやみつきになるようです。
終了後、ツリークライミング体験者にツリークライミングジャパンの創立者ジョン・キャスライトさんのメッセージ入り「ツリークライミング成功証明書」をいただきました。
一方、先に森まつりを楽しんだ皆さんは、ツリーハウス(秘密基地と言ってましたが…)に登ってみたり、伊豆子どもミュージアムの方々が出店したお店でドーナツを食べたり、輪投げをして遊んだり、焼きマシュマロやベッコウ飴を自分でつくったりと森まつりを存分に楽しんでいただいていたようです。
目の前に狩野川の源流も流れており、川で遊ぶことも、森で遊ぶことも自由にできます。
ただし、森遊びは『怪我は自己責任』がルールです。
今回は、怪我をしない加減を学ぶこともできました。
昼食を食べて、午前と午後のチームが交代です。
午前中森まつりを楽しんだチームはツリークライミングを、ツリークライミングを楽しんだチームは森まつりを楽しみました。
秋の一日、森の中でのんびりと木に登り、森の中でゆっくりと過ごすそんな日もたまには必要なのかななどと思えるほど充実した1日でした。
伊豆子どもミュージアムの皆様ありがとうございました。
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