グラウンドワーク三島では、韓国済州島より9名の学生(高校生6名、大学生3名)を招き、三島や富士山の環境等を日本の学生とともに学んでいただく日韓環境交流を実施しています。
交流2日目は、富士山エコツアーを行いました。
その内容について、参加した日本の大学生より報告してもらいます。
*********** 参加した大学生の報告 ***********
私は、韓国の済州島から来てくれた高校生と大学生と一緒に、文化遺産への登録を期待されている富士山についての環境についての勉強をしてきました。韓国の学生たちは、ツアーの間中、しっかり富士山についての話を聞いており、その姿から日韓の友好や自然保護をともに行っていく姿勢の大切さを学びました。
ツアーは、まず、富士吉田五合目に行きました。富士山では、木が生えなくなっている所があることを知りました。
雪崩が起きてしまうため、いくら植林をしても木が押し出されてしまうようです。その原因は地球温暖化なのです。人間がこのまま自分たちの利益ばかり考えていたら、富士山を文化遺産にできないばかりか、富士山の自然環境を人間が壊してしまいます。
その次に、竜宮洞窟までゴミ拾いをしました。ゴミがたくさん落ちていて、どうしたら人はゴミを捨てなくなるのだろうかと考えました。いろんな人たちがもっともっと富士山についての勉強をして環境を守る大切さや誇りを持つことによって、ゴミを捨てなくなるのではないかと思います。
また、外国人の観光客にも、富士山の現状、ゴミ問題、環境問題を学んでもらい、富士山を大切にしてもらうことも重要だと思うので、今回のツアーに韓国人を招いたのは素晴らしいことだと思いました。
もっとたくさんの知識をつけて、私も渡辺先生や田村さんのように富士山の環境保全のための活動や方法を発信していきたいと考えました。とても勉強になった富士山エコツアーでした。ありがとうございました。
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韓国・済州島には、ハルラ山という火山があります。
韓国の学生は、富士山とハルラ山の環境を見比べることで、様々なことを学んだ様子でした。
また、韓国の学生の話を聞くことで、日本の学生も気づかされることがあったようです。
参加していただいた韓国の皆さん、日本の皆さん、お疲れ様でした。
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