市民・NPO・企業・行政の努力で清流がよみがえった源兵衛川は、絶滅危惧種のホトケドジョウやゲンジボタル、カワセミ、シマアメンボなど、清流を好む多くの生き物がすむまでに生態系が豊かになりつつあります。
これら、源兵衛川の生き物に触れていただくために、8月5日(金)、三石神社境内の大中島会館1階で、「源兵衛川ミニミュージアム」を開催しました。
ホトケドジョウ、アブラハヤ、カワニナ、サワガニ、ヒゲナガカワトビケラなどの魚・水生生物や、ミシマバイカモの水槽展示をはじめ、トンボの羽化殻(抜け殻)の標本や、各ゾーンや生き物の写真、図鑑なども展示しました。
また、生き物の先生やグラウンドワーク三島インストラクターによるギャラリートーク・質問コーナーも開催しました。
午前は、加須屋真先生(富士常葉大学非常勤講師)に、源兵衛川のトンボについてお話いただきました。
午後は、菅原久夫先生(富士常葉大学非常勤講師)に、源兵衛川の植物についてお話いただきました。ミシマバイカモを手に取りながら、葉や花の構造について学ぶと共に、が園芸種などの逸出についても伺いました。
また、グラウンドワーク三島のインストラクターの皆様にも、三島の湧水の仕組み、源兵衛川のなりたち、三島の湧水とくらし、ホトケドジョウやカワセミなどの源兵衛川の生き物について、楽しくお話いただきました。
途中、沼津市の香貫小学校の子どもたちや、水着姿の子どもなども訪れ、たいへんにぎやかなイベントとなりました。
次回、8月13日(月)と19日(日)は、源兵衛川の生き物観察会です!定員まで少し余裕がありますので、ご希望の方は、事務局まで、Eメール又はFAXにてお申し込みください。詳細は、こちらをご覧ください。
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