源兵衛川では、5月5日から、ゲンジボタルの羽化が始まりました。その後、順調に観察数が増え、5月23日頃から、1時間で100匹が観察できるようになり、6月1日にピークを迎えました。現在でも、150匹程度のゲンジボタルの乱舞を観察することができます。
グラウンドワーク三島では、インストラクターの協力をいただきながら、源兵衛川中流部のゲンジボタルの発生状況を調査しており、三石神社境内から、一本松の間を記録しています。今年、一番多く発生している(観察できる)のは、第4ゾーン・源兵衛橋から下源兵衛橋(三島メディカルセンター沿い)です。見頃の時間帯は、20時前後です。
昨晩、この三島メディカルセンター沿いで、ゲンジボタルを撮影しました。シャッタースピードを30秒から60秒程度に設定して挑戦です。
源兵衛川のゲンジボタルは、一昨年頃から増加傾向にあります。湧水量が多いのに加え、皆様のご理解・ご協力をいただきながら、毎年5月第2日曜日に実施される 「三島の川をきれいにする奉仕活動」での源兵衛川の清掃奉仕活動の中止のお願いをさせていただき、両岸の土の中に生息している、ゲンジボタルの蛹を守ることができていることも大きいと思います。
ゲンジボタルは、成虫になると、草や木の葉の露を飲むだけで、何も食べません。撮影時も、たくさんの方々が訪れ、ホタルの光を楽しんでいました。白いライトを直接当てると、ホタルたちは光らなくなってしまいます。みんなでそっと鑑賞したいですね。
今週末、6月9日(土)には、楽寿園で、「第29回三島ホタルまつり」も開催されます。街中の清流のホタル観賞に、ぜひお越しください。グラウンドワーク三島では、楽寿園正門前で、竹あかりイベントも開催します。また、当日は、「三島街中カフェ」も移転オープンしますので、ぜひお立ち寄りください。

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