毎年恒例、「三島そば」の年越しそば打ち教室を、三島街中カフェで開催しました。そばつくり隊メンバー、グラウンドワーク三島インストラクターなど15人が参加しました。

　グラウンドワーク三島では、江戸時代、東海道の旅人に親しまれていた「三島そば」の復活に向けて、平成15年より、子どもやシニアなどからなる「そばつくり隊」を結成し、箱根西麓の遊休農地を活用した援農活動に取り組んできました。

　三島市川原ヶ谷地区の約2,000平米の遊休農地を活用し、地元農家との協働により、シニアによるそばつくり隊やグラウンドワーク三島のスタッフ、インストラクターと共に、栽培に取り組んでいます。

　今年は、８月下旬に種まきを行い、10月上旬に白い花を咲かせました。11月上旬から、昭和初期の足踏み式脱穀機やとうみを活用した収穫・脱穀・分別の各作業を行いました。種まき後に長雨や台風の直撃が重なり、全国的にもそばは不作の年となりましたが、約50kgを収穫することができました。

　今日は、この新そばを使った手打ちそば作りです。そば粉・割粉を水と混ぜ合わせる「水廻し」が始まると、会場に、新そばのとてもよい香りが漂います！今年の味も期待できそうです！

　子どもたちも、そばつくり隊の久我さん・安藤さんの指導を受けながら、そば打ちに挑戦です。

　瞬く間に、手打ちそばの完成です！今年の年越しそば、どんな味がするか、とても楽しみですね。

　皆様、本年もたいへんお世話になりました。

　2012年は、グラウンドワーク三島の設立20周年を迎えます。引き続き、ご理解・ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

　それでは、良い年をお迎えください。