第4回「心を元気にするショートツアー」では、宮城県石巻市の避難所で生活されている方々32名をお招きしました。
大地震から2か月を過ぎようとする現在もなお、石巻市は、がれきとヘドロの山が道端を占領し、薄暗い避難所では段ボールの上で寝起きをしている方が沢山いらっしゃいます。かろうじて自宅の2階が残り、自宅での生活を再開された方たちは支援物資や情報が届かず、孤独な毎日を送っていらっしゃいます。
今までの総括として、今回参加された皆様の言葉をここに残します。
「三島の皆様の温かい気持ちが大変よく伝わりました。石巻に帰って(帰る家も流されましたが)頑張る気持ちも沸いてきました。最高の2泊3日の旅でした。ありがとうございました。」(65歳女性)
「沢山の支援物資も頂いてすごく助かります。子ども達も久々にはしゃぎ大笑いをしていました。こんないい体験をさせて頂き一生忘れません。いつになるかわかりませんが、この恩は必ず返したいと思います。」(30歳母)
「きれいな空気を思いっきり吸うことができ、入れないお風呂にもどっぷりつかることができました。自然と笑顔になれた自分にもびっくりし、写真を撮ってもらいました。感謝しかありません。本当にありがとうございました。」(51歳母)
「旅館の人たちが全員親切でした。おいしいいちごで、いちご狩りがとても楽しかったです。」(56歳女性)
「身近な人を何人も見送った中、生き残ったことを思い返せば、まだ自分にも何かやり残したこと、自分に何ができるだろうかと考える毎日でした。今回のツアーに参加して、明るい希望、兆しが見えてきたような気がしました。行き詰ったとき、この貴重な体験を思い出し、心の支えとしていきます。」(60歳男性)
「ふかふかの布団、普通に毎日お風呂に入れて、テレビを見ることができ、富士山のおいしい水を沢山飲んで、とても満足しました。参加させていただいてよかったです。本当にありがとうございました。」(19歳女性)
「温かいご飯を食べたのは久しぶりで感動しました。お楽しみ会は超笑いました。なんかこれから明るく生きていける気がします。仮設が当たるまで避難所から学校へ通います。2泊3日ありがとうございました。」(高1女性)
3月の街頭募金活動から始まり、支援物資のご提供、協力してくださったすべての方々のお力のおかげで、4回のショートツアーを実施することができ、約230人の皆様に元気になっていただくことができました。心より感謝致します。
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月18日「能登半島被災地支援・ショートツアー参加者にゆめみしまをお届け」「富士山『登山』方式断念へ」の記事を掲載
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A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
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