第2回被災地支援活動を、NPO法人どろんこの会との協働により実施しました。前回の訪問地の福島県いわき市に加え、今回は宮城県石巻市にも向かいました。
4月6日(水)
午前3時 いわき市湯本高校(204名の避難者)着。荷物を下ろし宮城県へ向かいました。
午前7時 宮城県石巻市着。石巻港駅周辺を回りました。駅も貨車も線路もすべてが津波に飲み込まれ、正直言葉にならない悲惨な状況でした。電柱には津波により大破した自動車がそのままの形で残されていて、多くの建物が跡形もなくなってしまいました。がれきを撤去し、車道の確保がされ、コンビニエンスストアが徐々に営業を始め、復興の兆しも見えましたが、その道には自衛隊の車両が頻繁に往来しており、現実はまだまだ通常の生活に程遠いことを肌で感じました。
石巻日日(ひび)新聞社の方に石巻の現状を聞き、グラウンドワーク三島の紹介とショートステイのご案内を石巻日日新聞に掲載していただけることになりました。
その後、避難所である石巻高校でショートステイの紹介をして、チラシを置かせていただきました。
石巻市の児童相談所が震災の影響で機能していなかったので、仙台市の児童相談所へ赴き、ショートステイや震災孤児受入れなどの説明をし、チラシを置かせていただくことができました。
16時 福島県いわき市に戻り、炊き出しの準備に取り掛かりました。湯本高校では上水道の復旧のめどがたっておらず、いわき市の“入の元湯 神泉亭”にて水汲みとお米を研がせていただきました。湯本高校へ戻り、高校野球部部員も協力し全員でカレーを食べていただきました。皆様には久しぶりの温かい食事を大変喜んでいただきました。避難所では子どもたちを外で遊ばせ、大人だけが集まり被災状況の詳細説明や保険のことなどを話す時間が増えてきています。子どもたちは学校が始まりました。時は流れ、新しい生活もスタートしていきますが、被災地が今も異臭漂うがれきと泥で埋め尽くされ、途切れなく起きる余震に怯える毎日であることが、今回の現地調査で強く感じたことです。
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
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