2025年2月20日(木)午前10時からの「三島駅南口東街区・現場見学会」に参加して来ました。命の水を保ち、湧水を浄化してくれている大切な溶岩層が、激しく破壊され、醜く露出し、悲鳴をあげているように感じました。三島市側は、地下水に影響を与えない、岩盤層に厚さがあり地震にも耐えられると安全性を強調していました。
しかし、現場を見た限りでは、溶岩の風化が激しく、溶岩層の地中への入り込みが急なために、基礎部の溶岩幅が薄く、高さ100m近い巨大構造物を建てると、地震時の揺れにより溶岩層が破壊されて南側に倒れてしまうのではないかと不安になりました。
また、将来的に地下水が今以上に上昇した時、幅50mの巨大建物が、地下水の流れを遮断・変動させ、菰池や白滝公園で噴出している地下水の流れが、今までと違う方向に変わってしまう、湧水が減少・枯渇してしまう危険性を感じました。
とにかく今、掘削している下流側は、溶岩層が深いので、B棟・D棟は、結局、基礎杭を打たないと建物を建築できないのではと思いました。三島市民は、溶岩と湧水の恩恵に感謝の気持ちを持たず、たった300戸の民間マンションをつくるために自然環境の破壊を許したことになります。この自然への冒涜・愚行は、今後、三島市の大きな「禍根」になると思いました。もしも湧水を汚したら、当然、即工事中止・事業中止です。
- 2025年2月21日伊豆日日新聞(三島駅南口東街区再開発・現場見学会)
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