現在、三島市は新庁舎建設に関わるパブリットコメントを募集しています。令和10年から建設開始としている長期的な事業に対して、ワークショップや市民・議員説明、議員による市民意向調査などが実施されています。
40年先の三島市を想定して事業計画していますが、予測人口は85,000人・最悪64,000人、ほぼ今の半分になり、人口減少により三島市は萎縮・衰退していきます。それなのに120億円もかけて新庁舎を建設することを、ご丁寧に、今、進めています。
皆さん、何のためにやっているかお分かりですよね。東街区再開発事業への市民の関心をそらすために、恣意的に進めていると考えています。5年先、10年先ですよ、今、大騒ぎして進める必要がありますか。今必要とされているのは、三島の未来を決める、東街区への対応・検証です。
この間には、市長選挙や市議会選挙もあります。世界情勢の変動が激しさを増し、先の予測が不安定な中で、次世代に多大な借金を残す大規模事業を今、決めてしまうことは間違いです。
工事費として、東街区は261億円、新庁舎は120億円、計381億円、三島市1年分の予算額にほぼ相当します。社会全体がコンパクトにならざるを得ないのに、逆行して、三島市は「バブル状態」です。本来は三島市の財政規模に適合した、人と自然を大切にする市民目線の市政運営が必要とされています。
市民負担が33億円も課せられ、命の水・地下水に悪影響を与えるリスクの高い東街区再開発事業、一体、三島市民にどんなメリットがあるのか、街中の商工業者に何の効果が期待できるのか、せせらぎの街に何の評価が付加されるのか、誰が先進性があり褒めてくれるのか、私には理解できず、すべてが幻想・夢に終わり、多大な被害を被り、三島が壊されると確信しています。
市民の皆様、今こそ、冷静に本事業を評価・検証してみてください。丁寧な市民説明も無く、情報は閉鎖されすべては闇の中、採算性・公益性も低く、市民の大切な市有地を市価の半額程度で売却するなど問題山積みです。
「見直し・延期・中止」に向けた、市民運動を進めていきますので、ご協力をお願いします。今、目の前に起きている三島市の危機に対応できず、行政の下請けになっている、多くの市議会議員の対応に呆れています。
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
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A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
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