【参加者募集】3/19開催「松毛川千年の森づくり・水と緑を守るシンポジウム
―生き物たちの楽園・河畔林の保全活用を考える―」
三島市と沼津市にまたがる松毛川(灰塚川)は、狩野川流域に唯一残された三日月形の止水域です。河川の両岸には、狩野川の原風景・原自然である河畔林が残っており、全国的にも貴重な自然環境です。しかし近年、河川内のヘドロの堆積や放置竹林の拡大、巨木の倒木が進み、三島市・沼津市の「自然の宝物」が失われようとしています。
この河畔林には、静岡県レッドリスト絶滅危惧ⅠA類(県東部)のメダカ等魚類約18種、魚を食べるミサゴやカワセミ等野鳥約60種、12種のトンボ、252種の植物、12種の樹木が生息しており「ふるさとの森」といえます。
本会では2003年より、3.2kmにわたる竹林の伐採やチップ化、苗木8,000本の植林、産業廃棄物やゴミ拾い、環境調査、自然観察会、三島市側の土地約3,000㎡の買収など、松毛川の千年の森づくりに取り組んできました。
そこで今回、市民の皆様と共に、松毛川の価値と生態を学び、自然環境の保全のあり方や地域資源としての活用を考えるシンポジウムを開催します。なお、松毛川での多様な活動が、国土交通省主催の「令和4年度手づくり郷土賞・ベストプレゼン賞」に選ばれました。これまでの地域協働による努力の成果だと喜んでいます。
日時:2023年3月19日(日)14:00~16:30
場所:三島市民文化会館 3階 大会議室(三島市一番町20-5)
内容:
基調講演松毛川千年の森づくり活動の経過と今後の取り組み
グラウンドワーク三島専務理事・農学博士 渡辺 豊博 氏
話題提供 ①鳥類たちの魅力 日本野鳥の会東富士副代表 滝 道雄 氏
②トンボたちの生態 常葉大学非常勤講師 加須屋 真 氏
③植物・樹林の価値 富士山自然誌研究会会長 菅原 久夫 氏
意見交換会 松毛川の自然環境の保全と活用の方向性とは
ZOOM参加:
ミーティングID: 869 0027 9721 パスコード: 112255
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