ふるさとの森を守れ!
松毛川千年の森シンポジウム
生き物たちの楽園・巨木巨樹林の保全活用を考える
三島市と沼津市にまたがる松毛川は、狩野川流域に唯一残された三日月形の止水域です。河川の両岸には、狩野川の原風景・原自然である河畔林が残っており、全国的にも貴重な自然環境です。しかし近年、河川内のヘドロの堆積や放置竹林の拡大、巨木の倒木が進み、三島市・沼津市の「自然の宝物」が失われようとしています。
この河畔林には、静岡県レッドリスト絶滅危惧ⅠA類(県東部)のメダカ等魚類約18種、魚を食べるミサゴやカワセミ等野鳥約50種、12種のトンボ、252種の植物、10種の樹木が生息しており「ふるさとの森」「生き物たちの楽園」といえます。
本会では2003年より、2.4kmにわたる竹林の伐採やチップ化、苗木6,000本の植林、産業廃棄物やゴミ拾い、環境調査、自然観察会、三島市側の土地約3,000㎡の買収など、松毛川の千年の森づくりに取り組んできました。
そこで今回、市民の皆様と共に、松毛川の価値と生態を学び、自然環境の保全のあり方や地域資源としての活用を考えるシンポジウムを開催します。なお、松毛川での多様な活動が、地域づくりを表彰する「第21回中部の未来創造大賞」最高賞の大賞に選ばれました。これまでの地域協働による愚直な努力の評価だと喜んでいます。
記
日時:2021年3月27日(土)13時30分~16時
場所:三島市民生涯学習センター3階講義室(三島市大宮町1-8-38)
プログラム:
基調講演
「松毛川千年の森」再生プロジェクトの経過と今後の取り組み
グラウンドワーク三島専務理事・都留文科大学特任教授 渡辺 豊博
話題提供
①鳥類たちの魅力
日本野鳥の会東富士副代表 滝 道雄
②トンボたちの生態
常葉大学非常勤講師 加須屋 真
③植物・樹林の価値
富士山自然誌研究会会長 菅原 久夫
意見交換会
松毛川の自然環境の保全と活用の方向性とは
申込み:不要、会費無料
※オンライン参加も受け付けます。ご希望の方は、グラウンドワーク三島事務局までご連絡ください。
詳細はこちら(PDFファイルが開きます。)
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月2日「富士山登山鉄道中間報告・反対フォーラム開催」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業