第4回「インフラメンテナンス大賞」の受賞者が決定
NPO法人グラウンドワーク三島が農林水産省・インフラメンテナンスを支える活動部門「優秀賞」を受賞!
1.「インフラメンテナンス大賞」とは
インフラメンテナンス大賞は、日本国内の社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
2.応募状況及び審査結果
第4回目となる今回は、2020年2月14日に募集を開始し、同年5月29日までに288件の応募がありました。有識者による選考委員会(委員長:三木 千壽 東京都市大学学長)の審査を経て、計35件の受賞者を別紙のとおり決定しました。
3.今後の予定について
2021年月1日8日(金)午後2時より、ZOOMにて各賞の表彰式を各省合同で開催します。
【表彰式の様子】
令和3年1月8日午後2時から第4回インフラメンテナンス大賞のZOOMによる表彰式が開催されました。全国から288件の応募があり今回35件が選定され、その中で、グラウンドワーク三島・中郷用水土地改良区・源兵衛川を愛する会が「優秀賞」を受賞することができました。
具体的には、メンテナンスを支える活動部門・地域総参加による源兵衛川の再生・管理システムの構築により、公共施設の市民主導の愛郷心を基盤にした市民公協事業の先進性が評価されたものです。
審査員のメッセージとして、これからは公共施設や構造物・マンションなどの機能や意匠が評価される時代ではなく、地域や公共施設の維持管理・環境保全を支えていく、一人一人の「人」の行動が重視・評価される時代になるとの励ましの言葉をいただきました。
建造物の永遠なる維持はあり得ず劣化する、しかし、人の地域愛と貢献意識、努力は永遠であり、人々は尊敬と敬意を持つ時代が到来するとのことでした。大きな勇気と自信をいただけました。今後とも持続可能な再生・管理を地道に続けていきます。
私たちの「三島磨き」の手法と成果が、日本政府に評価された証です。今までの多くの皆様のご支援とご協力に深謝いたします。
4.当法人が申請した取り組みの概要
応募部門:メンテナンスを支える活動部門
案件名:地域総参加による「源兵衛川」の再生・管理システムの構築
取組概要:源兵衛川は400年前に開削された歴史的な湧水河川であり、1960年以降、地下水の汲み上げ等により湧水が減少し、河川の環境悪化が進行した。そこで、1990年代から、農業者・市民・NPO・行政・企業・専門家が結集した新たな地域総参加の仕組みを創り、川掃除を続け、「近自然工法」を取り入れた市民創意の公共事業を実施した。生物多様性の強化を目的に、農業者と市民の協働による再生管理保全システムが28年近く継続している。
5.参考資料
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