グラウンドワーク三島では、「世界かんがい施設遺産・世界水遺産」に登録された農業用水路「源兵衛川」の清流で育つ「三島米」づくりに取り組んでいます。
これまでに、「日本たばこ産業(株)植物イノベーションセンター(磐田市)」との技術・情報交流を進め、その中で、当会が進めている「富士山湧水による三島米ブランドづくり」への期待を受け、同センターが開発した4種類の貴重なお米の種を寄贈していただくことができ、「三島産の新しい銘柄米」として登録するため、2018年より本格的な試験栽培に着手しました。
3年間、中郷地区の田んぼで試験栽培を行い、試食を繰り返す中で、「味・香り・ツヤ・粘り」が優れ、三島の気候に適した1品種を選抜し、いよいよ、新たなお米の名前を付けて、2020年10月に農林水産省へ「産地品種銘柄」の登録申請を行う運びとなりました。
今後は、「水の都・三島」から誕生する新たな銘柄米を通じて、三島産米の品質の良さを国内外に普及・販売すると共に、水田農業の活性化、若手農業者の輩出にさらに力を入れていきます。
本事業へのご理解とご期待をいただき、この新品種に「『水の都・三島』の水辺自然環境や歴史、文化、風土、情緒、景観、人情味、食べたくなる雰囲気」などを強くイメージできる素敵な名前をご提案ください。
★募集期日:2020年10月16日(金)18時まで(FAX・Eメール)
★応募者特典:採用者には2020年産新米10キロをプレゼント!その他、応募者全員に500グラムをお贈りします。
■「世界水遺産」の米
新銘柄米を生産する「中郷地区」は三島市南部に位置し、富士山の雪解け水の湧水を水源として室町時代に開削された「源兵衛川」の農業用水が地域内の各水田に引かれ、稲作が営まれています。
源兵衛川では、ホトケドジョウやカワセミ、ミシマバイカモ等、「清流のシンボル」である希少な動植物が数多く見られると共に、田植え期の5月から6月にはゲンジボタルが夜の水上に乱舞し、美しい水辺の幻想風景が楽しめます。国内外からの評価も高く、2008年に「平成の名水百選」2016年に「世界かんがい施設遺産」、2018年に「世界水遺産」に登録され、三島市並びに日本を代表する水の財産です。
■新銘柄米の特徴
・外観 粒が大きく、美しい流線形であり、炊き上がりの光沢・ツヤが良い。
・味 口に入れた直後はあっさりとし、次第に豊かな甘味が感じられる。
・香り 落ち着いたお米らしい香りが感じられる。
・食感 噛んだ際に粒の張りが強く感じられ、滑らかなのどごし。
・他 玄米にしても食べやすい。おにぎり、カレー、寿司など調理にも合う。
■品種名の応募方法
下記のチラシ内にある応募内容を参照・記入いただき、①FAX又は②Eメールにて、「10月16日(金)18時」までに、グラウンドワーク三島事務局までお送り下さい。
①FAX番号 055-973-0022 ②Eメール info@gwmishima.jp
※「応募者特典」は11月中旬頃に発送予定です。
⇒新銘柄米・品種名募集案内チラシ(PDF)
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月18日「能登半島被災地支援・ショートツアー参加者にゆめみしまをお届け」「富士山『登山』方式断念へ」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業