令和元年度は、三島市と沼津市の市境に広がる自然の宝物「松毛川(灰塚川)」の貴重な河畔林を守るために、三島市側・個人所有の河畔林約3,000㎡を購入すべく「松毛川の森を守る募金活動」を展開し、日本ナショナルトラスト協会からの助成金の活用を含め、本会による購入を実現化しました。
令和2年度は、新たな「水の都・三島」の集客施設・水辺づくりとなる、第2の源兵衛川の創出を目的とした「御殿川・親水公園化事業」の実現化を図るために、自然環境調査や整備構想の策定、地域住民との意見交換、清掃活動などへの取り組みを本格化し、今後の事業化に向けて、御殿川の貴重性とまちづくりの活性化施設としての重要性を発信していきます。
国際交流事業では、新型コロナウイルスの感染状況を勘案しながら、ネパール・カトマンズ・パシュパティナート寺院へのバイオトイレの設置と実証実験に取り組んでいきます。
農業事業では、未利用のハウスや水田、畑をさらに確保して耕作放棄地の活用とさらなる「農の雇用」を図り、収益性の向上に取り組みます。また、この3年間続けてきた梅花藻米を農林水産省の「銘柄米・三島米」としての認証を目指します。
その他、富士山湧水探検隊や境川・清住緑地水の郷湧水公園の管理、松毛川(灰塚川)河畔林の森づくり活動、大場里山再生活動、大場地区健幸フロンティア整備構想の実現化なども積極的に取り組んでいきます。三島駅南口・西街区に関わる裁判については、東京高等裁判所での7月14日の判決を待ち、結果を受け、次への真相究明の対応を決めていきます。東街区については、高層マンション計画をストップさせ、県との連携のもと市民総意による「伊豆・富士山・箱根への玄関口」としての広域的機能が活かされる新たな「水の街・三島」の「グランドデザイン・整備計画」を策定・提案するとともに、地下水を守るための運動も展開します。
つきましては、令和2年度の「通常総会」「意見交換会」「交流会」を、下記の通り開催いたします。
なお、通常総会と意見交換会については、ZOOMを通して会議の様子を全面的に公開しますのでご覧ください。視聴方法については後日本会のホームページを通してお知らせいたします。
記
日 時 令和2年 6月27日(土) 15:00 ~ 20:40(総会・意見交換会・交流会)
場 所 総会・意見交換会・交流会 Via701ホール(三島市本町7-30)
概 要 第1部 通常総会 15:00~16:30(ZOOMにて視聴可能)
議 案 第1号議案 令和元年度事業報告及び活動計算書承認の件
第2号議案 令和2年度事業計画及び活動予算書決定の件
第3号議案 その他
第2部 意見交換会 16:30~18:30(自由参加・ZOOMにて視聴可能)
三島の魅力とまちづくり
問題提起 「水の都・三島」の新たな魅力アップ整備計画の提案
―御殿川・源兵衛川・松毛川・境川清住緑地をむすぶ回遊計画とは―
渡辺豊博(GW三島専務理事・都留文科大学特任教授)
意見交換会 三島の環境を活かしたまちづくり
東郷 和彦氏(静岡県対外関係補佐官)
菅原 久夫氏(富士山自然誌研究会会長)
滝 道雄氏(日本野鳥の会東富士副代表)
自由討論 会場参加者との自由討論、質疑応答等
第3部 交流会 18:40~20:40(自由参加)
会 費 2,000円(当日会場にて承ります。)
令和2年度通常総会のお知らせ(PDFファイルが開きます。)
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年9月27日「三島そば種まき体験」掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業