三島市と清水町の境を流れる「境川」は、市街地の中にありながら、美しく豊富な湧水が流れ、狩野川へと注ぐ一級河川です。

　今回、静岡県沼津土木事務所による境川の河川改修工事に合わせ、グラウンドワーク三島の提案により、今の境川の豊かな水辺自然環境を傷付けない「ミチゲーション工法」を実施することになりました。

　「ミチゲーション（mitigation）」とは、開発による環境への影響を軽減するための保全行為で、現在の多様な植生を川沿いの土地に移植・育苗・保護し、改修後にまた移植・定植し、自然度の高い川をつくる工法です。

　この工法は、おそらく静岡県内の川づくりでは最初の事例であり、全国的にも珍しく、水辺環境の保全対策としては画期的で先進的な工法です。

　ミシマバイカモやミクリといった絶滅危惧の植物をはじめとして、境川に生育する貴重な植生を、市民や学生の皆様と共に守り育てていく活動に、ぜひご参加ください。

○日　 　時　令和元年11月16日（土）13:30～16:30　小雨決行

○集合場所　境川清住緑地水の郷公園(三島市清住町)

○持 ち 物　長靴、軍手、タオル、飲み物

○服　 　装　野外活動ができる服装

○参 加 費　無料

○申 込 み　自由参加（当日参加歓迎）

⇒募集チラシはこちら（ＰＤＦファイルが開きます。）

⇒境川の植生分布図（ＰＤＦファイルが開きます。）