腰切不動尊は、寛永10(1633)年に、御殿川の水車場の川底から見つかった「石仏」を祀ったと言い伝えられています。石仏は、へそから上の上半身しか彫られていなかったために「腰切」の名で呼ばれるようになりました。
「安産や下の病」に、ご利益があるとして、近郷近在の人々から信仰されて、年間3回のお祭り(大祭が5月28日、例祭が9月28日・1月28日)が行われてきました。しかし、信者の高齢化と信仰心の風化などによって、お祭りも行われなくなってしまいました。
そこで、平成11(1999)年から、地域住民やグラウンドワーク三島、日本大学国際関係学部国際協力部などが協力して、腰切不動尊の祠や腰切井戸の再生整備と、5月の大祭、9月・1月の例祭を復活させ、「地域の歴史的な宝物」として20年間にわたり大切に守って来ました。
本年は、5月25日(土)に「腰切不動尊・大祭」を開催いたします。当日は、法要や子どもシャギリの奉納、腰切不動尊の由来の紙芝居での紹介に加え、石仏が発掘された歴史ある「御殿川」の清掃活動を実施して、「水の都・三島」の文化と歴史、水辺環境の魅力を体験します。
お子様を連れて、是非とも、ご参列・ご参加ください。
記
1.日 時 令和元年5月25日(土)10:00~12:00(自由参加)
2.場 所 大 祭:腰切不動尊(三島市南本町)
清掃活動:御殿川(通学橋の上流側)
3.次 第 10:00 法要(龍澤寺僧侶)
10:30 奉納シャギリ(田町シャギリ保存会)
11:00 紙芝居(グローバル文化交流協会)
11:20 御殿川清掃活動
12:00 まとめ
4.持ち物 飲み物、タオル、帽子、サンダル
5.主 催 NPO法人グラウンドワーク三島
協 力 田町シャギリ保存会
グローバル文化交流協会
南本町新御殿町内会 ほか
募集チラシ(PDFファイルが開きます。)
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