昨日、インドのチトカラ大学の学生10名と、東京理科大学理工学部建築学科岩岡教授のゼミ生6名が、3日間にわたり、フィールドワーク調査で三島に来ました。激しい環境悪化が進行し、歴史的な井戸などの環境資源・地域資源が、経済発展の中で消滅、傷付いてしまう厳しいインドの現実を踏まえて、三島での水辺再生のノウハウを遠く、インドから学びに来てくれました。
三島での現地調査を済ませた後、私から、グラウンドワーク三島の多様な「戦略的アプローチ」について、各現場での具体的な段取りや地域・行政との合意形成の手法などについて説明させていただきました。「下から上の手法」「現場主義と成果主義の重要性」「議論よりアクション」などについて意見交換しました。公共下水道の整備などの税金を使う整備手法ではなく、川や街を汚している、ゴミを捨てている住民の環境意識・心を変えないと、環境改善はできないことを強調しました。捨てる人を減らして、拾う人を増やせば環境は改善できます。人の自立性と問題意識を育てる必要性を三島の事例を通して伝えました。今後、台湾で私の本「NPOって儲かりますか」が、10月に出版されるなど、グラウンドワーク三島の実践的なノウハウは世界中に拡散しています。
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年11月18日「能登半島被災地支援・ショートツアー参加者にゆめみしまをお届け」「富士山『登山』方式断念へ」の記事を掲載
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業