グラウンドワーク三島では、平成21年度より、市内の幼稚園・小学校・中学校の園児・児童・生徒を対象とした「環境出前講座」(座学と実学)を開催しています。
今年度は、9月27日までに、延べ1,130人を対象に、延べ20講座を開校する予定です。
今年度の環境出前講座実施予定一覧はこちら(PDFファイルが開きます。)
6月29日(金)には、市立錦田小学校4年生(100人)の皆さんと共に、源兵衛川第7ゾーンで生き物探しに挑戦したあと白滝公園まで、グラウンドワーク三島インストラクターの話を聞きながら歩きました。
最初の源兵衛川第7ゾーンでは、インストラクターからたも網を使った生き物採集の方法を教えてもらった後で、たも網と水槽を持って川の中に入り、トウヨシノボリ、アブラハヤ、ヌカエビ、ハグロトンボのヤゴなど、清流にすむ、いろいろな生き物を捕まえました。川沿いの草むらの下流側にたも網を置き、上流側からたも網に向けて、足でがさがさと追い込むと、たくさんの生き物を捕まえることができます。採集した生き物についてインストラクターから説明してもらいました。「ヨシノボリはお腹にある吸盤状のヒレでヨシにくっついて登ることから名づけられた」、「ヤゴは体を落ち葉に似せて身を守っている」など捕まえた生き物の名前の由来や生態について教えてもらっていました。
源兵衛川下流部・第7ゾーンでは、生き物探しに挑戦しました。
皆で捕まえた生き物は、インストラクターの解説のあとに、源兵衛川に放流しました。
生き物採集が終わったら、各グループに分かれてインストラクター達と一緒に源兵衛川をさかのぼりながら白滝公園に向かいました。歩きながらインストラクターから源兵衛川の歴史やミシマバイカモをどうやって殖やしたのかなどいろいろと説明をしてもらいました。
源兵衛川とそこに住む生き物について、実際に触れ合うことで様々なことを学ぶことができたのではないでしょうか。子どもたちが、この豊かな自然環境を次の代、さらに次の代へと残していくことの大切さを学び続けていけるように私たちも頑張ります。

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A story of Genbegawa