昨日、高槻市において、屋根が壊れ雨漏りがする家屋の屋根をブルーシートで覆い木枠で固定する、職人軍団による災害復旧活動のコーディネーターに行ってきました。
不安を抱え困っている被災者が沢山いるのに、効率的で迅速性・実効性の高い、行政側の受入れ体制と支援活動は不完全でした。「9時に集合・打ち合わせ、10時30分に現地で作業、4時には報告に戻る」まるで行政の下請け扱いです。これでは1日10軒できるのに2軒ほどしかできません。
支援者の専門性や過去の実績、意見・提案などを真摯に聞き取り、彼らの自由度を確保して、支援の手が早く被災者に届けられる体制・仕組みを整えるのが、受入れ側・行政や社協等の責任です。今まで大きな災害を経験してきた反省や対策が、現実の被災現場では機能不全です。
そこで、調整役を担っていただいた市会議員さんや民政委員さん等との議論により、自治会長や民生委員の判断により、関係地域の被災箇所を図面化・可視化して、緊急度の優先順位を付け、一覧表にまとめていただき、地元の選択と判断を規範・尊重して、地域集中型で早朝から暗くなるまで補修していく体制を構築することにしました。
雨漏りがあっては自宅で安心して暮らせません。沢山のブルーシートが屋根にかけられていましたが、土のう袋やガムテープで留めてある程度で、今後の風雨に耐えられず、無駄・手戻りになる危険性が高いと思います。
お困りでしたら、「災害復旧職人派遣協会」(石岡博実代表理事・渡辺豊博理事)にご相談ください。また、被災地での問題と解決のメカニズムを提起していきます。
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