この度当会では、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2017」を実施する公益財団法人日韓文化交流基金より助成を受け、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・日韓若者交流リーダー育成事業」を実施しております。
その中で、去る9月18日~23日、5泊6日にわたり、全国各地より環境保全やまちづくりに関心の高い高校生・大学生15名を募り、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・梅花藻のふるさと韓国江華島スタディツアー」を開催いたしました。
本投稿では、最終日となる9月23日(土)の行程についてご報告いたします。
最終日は、ソウル市内でも大人気の干し鱈スープの名店「武橋洞」での朝食から始まりました。
早朝からこの行列です!優しい味わいに舌鼓を打ちました。
最終日は、比較的新しい、韓国の歴史・環境スポットを訪れました。
まずは、「Seoullo7017」を訪れました。
Seoullo7017は、古い高架道路を活用した歩行者専用公園で、2017年の5月20日にオープンしたばかりです。1970年に開通し老朽化が進んだ高架道路を、ニューヨークの事例を参考にして公園として再生させました。名前の「7017」には、1970年に開通した高架道路が2017年に公園として生まれ変わったという意味が込められているそうです。
実際に歩いてみると、緑に囲まれながら旧ソウル駅舎や周囲の高層ビル群を見渡すことのできるロケーションで、朝早くから多くの方でにぎわっていました。
所々に、歩行者を飽きさせない様々な仕掛けもあり、歩いていてとても気持ちのいい空間でした。
日本もインフラ施設の老朽化が進む中、その活用事例を学ぶことが出来ました。
本研修最後の視察先は、南山韓屋村です。
南山韓屋村は、1998年に造られた、韓国の伝統的な家屋・韓屋やそこでの生活、生業、芸術などを体験することのできる施設です。
この日は、藁工芸の試演や、韓屋で実際に行われていた結婚式の様子を見ることが出来ました。
午後は金浦空港に向かい、いよいよ本研修の締めくくりです。
6日間通して通訳をしてくださった李さん・金さんから別れの挨拶をいただき、渡辺専務理事から講評をいただいた後、参加者それぞれから、本研修の感想や学んだことを発表していただきました。
参加者からは、「日韓の国民性や文化の違いに触れ親近感がわいた」「環境保全に対する意識が高まり、行動につなげ、地元へ還元したい」といった意見が聞かれました。
本研修で得た経験を糧に、参加者の皆様が今後活躍されることを期待しています。
今後も、バイカモを通じた日韓交流をさらに活発化できるよう継続的に取り組んでいきたいと思います。
参加者の皆様、現地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました!
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | Seoullo7017 |
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A story of Genbegawa
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