この度当会では、外務省の推進する対日理解促進交流プログラム「JENESYS2017」を実施する公益財団法人日韓文化交流基金より助成を受け、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・日韓若者交流リーダー育成事業」を実施しております。
その中で、去る9月18日~23日、5泊6日にわたり、全国各地より環境保全やまちづくりに関心の高い高校生・大学生15名を募り、「環境資源を活かした先進的なまちづくりを学ぶ・梅花藻のふるさと韓国江華島スタディツアー」を開催いたしました。
本投稿では、3日目となる9月20日(水)の行程についてご報告いたします。
3日目は江華島から離れ、北朝鮮との軍事境界線近くの視察を行いました。
ここまでお世話になったウリバダペンションのスタッフの皆さんともお別れです。美味しい料理と楽しい時間をありがとうございました!
江華島からバスで1時間ほど、軍事境界線のすぐ近くを流れるイムジン河を間近に望む展望地へ向かいます。ここでは、韓国ナショナルトラスト・DMZ(非武装地帯)委員の盧さんに案内していただきました。
展望地からは、北朝鮮の街を肉眼で見ることができ、韓国側では軍事訓練が行われている様子も間近に見えました。
盧さんは、この地域でイムジン河の環境保護活動を長年率いていらっしゃる方です。
イムジン河一帯は、軍事境界線が引かれて以降、人為活動が制限されたために、非常に豊かな生態系がこれまで維持されてきているそうです。
朝鮮半島の統一・平和を願いつつ、ここまで境界線の影響で維持されてきた貴重な環境も守らなければならない、という葛藤を私たちに投げかけられ、普段、日本では考えることのない角度から環境保全を考えるきっかけを与えてくださいました。
その後、韓国軍によるセキュリティーチェックを受けないと入ることのできない、イムジン河の向こう側へと入らせていただきました。
イムジン河を超えていきます。
否が応にも緊張感がただよいますが、この日、こちらの村でいただいた昼食の韓式定食はおいしくいただきました。
非常に貴重な体験を提供して下さった盧さん、ありがとうございました!
イムジン河を離れ、一向はソウルへ到着です。
この日は、各々、明洞を自由に散策する時間を設けました。
一団のうち何名かは、世界でも脚光を浴びるノンバーバルパフォーマンス「JUMP」の公演を見に行きました。大迫力のアクロバットとコメディータッチのストーリーで、この地ならではのパフォーマンスを楽しむことが出来ました。
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | イムジン河 |
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
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