9/18(月)~9/23(土)「梅花藻のふるさと・韓国江華島スタディツアー」を開催します。
NPO法人「グラウンドワーク三島」では、1992年から、環境悪化が進む「水の都・三島」の水辺自然環境の再生活動を展開し、市内から姿を消した清流のシンボル・ミシマバイカモ(三島梅花藻)の保護活動に取り組んできました。一方、韓国・江華島の海岸線に広がる水田地帯には、5月になると白く可憐なバイカモの花々が咲き乱れ、「白い海」と呼ばれていました。
しかし近年、水田での農薬使用によりバイカモが減少し、1998年には「絶滅危惧野生植物」に指定され環境のバロメーターが絶滅の危機に陥りました。
そこで、グラウンドワーク三島と韓国でバイカモの保全活動に取り組む「韓国ナショナル・トラスト」は、2003年より「日韓バイカモ市民交流」を開始し、2004年には環境交流協定を締結しました。2009年には、江華島のバイカモ保全地が、ラムサール条約湿地に登録されましたが、この登録理由の一つに、日本との国際的な環境保全活動の連携が評価されたことがあげられています。
今回、「梅花藻のふるさと・韓国江華島スタディツアー」を、下記の通り開催します。このツアーを通し、日韓相互の若者が、韓国江華郡の貴重種・バイカモ保護地での保護活動や干潟での環境美化活動を体験するだけでなく、お互いの環境資源を生かした先進的なまちづくりの具体的な手法や若者の役割について学び、議論し、相互理解を深めることを目的とするものです。
日韓の環境問題や文化・歴史などに興味・関心を持つ若者やボランティアの皆様の積極的な参加を期待します。
- 日 程: 2017年9月18日(月)~23日(土) 江華島・ソウル研修5泊6日
- 同行指導: 渡辺 豊博(都留文科大学特任教授、グラウンドワーク三島専務理事)
- 募集人数: 15名程度
- 参加費用: 無料
- 往復航空券代、成田空港利用料、現地宿泊交通費、通訳費、視察先負担金はこちらで負担いたします。パスポート申請代、自宅から成田空港までの往復交通費、旅行保険料、飲食費、雑費等は自己負担となります。
- 募集要項:
対 象: 日韓の自然環境、歴史・文化、NPO活動等に関心のある高校・大学生、若手社会人
応募書類: ① 申込書
② 課題文「地域資源を活かしたまちづくりへの私の提案」(様式自由、800字程度)
- お申込み: 応募書類とパスポートのコピーをご提出ください。
- 募集期間: 8月8日(火)応募書類必着(期日までに定員に達した場合は、募集を締切ります。)
行程等詳細につきましてはこちらをご参照ください。
韓国江華島スタディツアー募集チラシ(PDFファイルが開きます。)
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 韓国・江華島 |
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業