松毛川(まつげがわ、沼津市側では灰塚川と呼ぶ)は、三島市と沼津市の境界に位置する狩野川の旧河川敷で、約6haの三日月形の止水域です。両岸には、樹齢100年以上の多数の巨木からなる河畔林が、狩野川の原風景である「森の自然堤防」を形成しており、防災・治水・自然環境・歴史的にも重要な場所です。
しかし近年、土砂の堆積によって治水機能が低下し、自然堤防の浸食・崩壊等による河畔林の倒木が進み、「ふるさとの川と森」が消滅の危機にさらされています。
これらの厳しい現状を踏まえ、グラウンドワーク三島では、松毛川右岸(三島市側)・総延長約1.4kmで河畔林再生活動に、平成23年度から着手し、地域住民や愛護組織「松毛三日月会」、都留文科大学を中心とした大学生、企業の皆さまとともに、河畔の荒廃竹林の伐採とチップ化、エノキ・ムクノキ・ケヤキなど潜在自然植生の植樹、投棄ゴミの清掃、ホテイアオイなど外来種の排除を進めてまいりました。
今回、三島市制75周年を記念して、最上流部の沼津市と三島市の市境部分に植樹を行います。
伊豆に自然度の高い、豊かな千年の森を創造していくための植林活動への市民の皆様の参加をお待ちしております。森の観察会も開催しますので、ジュラシックパークのような水辺を楽しんでください。
日時: 平成28年4月29日(金・祝)14:00~16:00 ※小雨決行
集合: 松毛川・最上流部(三島市御園、地図参照)
講師: 渡辺 豊博(グラウンドワーク三島 専務理事)、山田 健次(有限会社山竹種苗園 代表取締役)
内容: 潜在自然植生の苗木の植樹(約200本を予定)
持ち物: 軍手、帽子、タオル、長靴、飲み物等
服装: 屋外作業に適した服装(帽子着用)
参加費: 無料
駐車場: お車の方は長伏公園駐車場に駐車し、狩野川沿いの
堤防を歩いて活動場所にお越しください。
申込み: グラウンドワーク三島事務局まで(当日参加も歓迎します)

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