3/13(日)9:30~13:00に「リバー・インストラクター養成講座2016」の第7回「実学③環境調査実習・保全活動」を開催しました。
第7回は、熊井陞先生(環境計量士)と滝道雄先生(日本野鳥の会東富士副代表)を講師に招き、境川・清住緑地と松毛川にて双眼鏡を使った野鳥の観察とパックテストを使用した水質調査を行いました。この日は10名以上の参加者が募り、2グループに分かれて調査を開始しました。
滝先生は、鳥の観察方法のポイントや鳴き声、体色の特徴について図鑑を用いながら一つ一つ丁寧に解説しました。春が近づいたこの時期は鳥の繁殖期のため、雄と雌を身近に見比べてその違いを学ぶことができました。
熊井先生は、境川・清住緑地の丸池と三又にてパックテストの使い方や調査データの扱い方など細かな手順を説明しました。この日の調査には、現役インストラクターの秋山清子さんにもお手伝い頂きました。参加者は、秋山インストラクターからパックテストを受取り、理科の実験を懐かしみながら、熊井先生の指導のもと実験を始めました。
前半のプログラムが終了し、松毛川へと移動しました。長伏公園にてバスを降りて、狩野川の土手沿いを歩きながら野鳥の観察を行いました。また、松毛川が見渡せる場所に到着すると熊井先生は狩野川と松毛川の流れの特徴やグラウンドワーク三島の取り組みについて説明しました。
この日は天気にも恵まれ、座学で学んだことを思い出しながら実地研修に臨むことができました。参加者は初めて訪れた松毛川での調査と観察を終え、三島の自然の豊かさとその保全管理について学びました。
この日に観察した野鳥を下記にご紹介します。
【境川・清住緑地】
・ジョウビタキ ・スズメ ・メジロ
・シメ ・ツグミ ・コガモ
・ハシブトガラス ・シジュウカラ ・コゲラ
・ヒヨドリ ・アオサギ
・ハシボソガラス ・ムクドリ
・バン ・カワラヒラ
・ハクセキレイ ・カワセミ
・アオジ ・ウグイス
・アカハラ ・キジバト
・コサギ ・トビ
・オカヨシガモ ・カワウ
【松毛川】※境川・清住緑地に加えて観察された野鳥の紹介です。
・コジュケイ
・ミサゴ
・ダイサギ
・ハヤブサ
【第8回(最終回)の開催概要】
日 時: 3月21日(月・祝)15:00~18:00 (受付開始14:50~)
テーマ: 座学⑦「まとめワークショップ・修了式・交流会」
講 師: 渡辺豊博(グラウンドワーク三島 専務理事)
会 場: 三島市民活動センター 4階 第2会議室 (静岡県三島市本町3-29)
持ち物: 飲み物、筆記用具
※当日の参加者を募集します。お問い合わせは、グラウンドワーク三島事務局までお待ちしております。
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 三島市清住町 |
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「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
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イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
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