12月11日(金)に境川・清住緑地環境整備構想ワークショップを、12月12日(土)に境川・清住緑地ワンデイチャレンジを実施いたしました。
環境整備構想ワークショップでは、都留文科大学・渡辺ゼミの学生を中心に15名が参加し、2つのグループに分かれて境川・清住緑地の今後の構想について意見を出していただきました。
どちらの班も模造紙に大きな地図を書き、そこに境川・清住緑地の良いところや改善点・アイデアを落とし込む形で意見をまとめていきました。
発表では、どちらの班にも、清住緑地から丸池にかけてをテーマを持った一本の道でつなげたい、というアイデアが共通して見られました。
今回の意見をもとに、まだまだ構想をブラッシュアップしていく予定です。
ワンデイチャレンジでは、引き続き都留文科大学の学生をはじめ、地域住民など35名が参加しました。
今回のワンデイチャレンジでは、湿地林の間伐と水田の拡張、土羽水路の補修作業に取り組みました。
間伐作業では、湿地林の成長しすぎたハンノキを伐採しました。これまでは、湿地や水路がハンノキの林冠に隠れて薄暗くなってしまっていましたが、今回の作業でここに光が射すようになりました。
作業前の様子 作業後の様子
境川・清住緑地が「朝比奈トンボの里」とも呼ばれているように、今回の間伐によって、この湿地に多くのトンボが育ってくれることを期待しています。
水田や土羽水路の補修は、ユンボを使って行いました。
特に水路は、土留板と杭が朽ちてしまっており、土羽もところどころ崩れてきていましたが、土留板と杭を新たに打ち直し、また泥上げも行って、水路としての機能を維持するための補修を行いました。
作業前の様子 作業後の様子
拡張された水田と合わせ、また来年から子どもたちの農業体験の場として活用できるよう、さらに機能を強化することができました。
来年以降も、境川・清住緑地を「富士山・境川・大湧水公園」として新たに整備していくため、引き続きワークショップやワンデイチャレンジを実施いたします。
皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

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住所 | 境川・清住緑地 |
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