「三島駅南口の整備を考える市民の会」の設立と参加への呼びかけ
呼びかけ人 渡辺 豊博(NPO法人グラウンドワーク三島 専務理事)
三島市民の皆さんは、「三島駅南口の整備計画」が長きにわたり検討されてきていることを、ご存知ですか。三島の「顔」であり「要」である重要な場所の整備計画について、一部の関係者や行政、議員などだけによる議論と検討が進められてきています。そんなことでいいのでしょうか。
建設が計画されている「高層タワーマンション」は、高さ約70mと40mの「高層ビル」2棟と駐車場棟が建てられ、住宅や商業施設、公共施設にと考えているようです。
しかし、建設により懸念される問題は、①地下水の遮断による水量の減少と水質への影響、②富士山の優良な景観阻害、③公共用地の独断的な使用、④多大な財政負担、⑤中心商店街との競合、⑥観光客の集中化、⑦防災上重要な避難所・広域的な広場の損失、⑧マンションのゴーストタウン化の懸念、⑨地域コミュニティとの乖離などが考えられ、一部の経済的な効果にはとても見合わない、深刻な環境問題や現状のまちの情緒的な雰囲気の破壊、経済的な損害などが想定されます。
そこで、三島市の品格や景観、情緒ある下町の雰囲気を損なうことなく、人々の暮らしに優しい平面的なまちづくりの手法、文化・歴史性に的確に適合した整備計画を市民・NPO・企業・専門家・行政など、多様な関係者との議論を踏まえ創り上げていくために、
ここに「三島駅南口の整備を考える市民の会」を設立するものです。多くの市民の皆さんの本会への参加を呼びかけます。
本会による議論を通して、多様な市民の経験知と専門知を結集した世界に誇れる三島駅南口の整備計画と新たなグランドデザインを、市民の発意と総意により創り上げていき態と考えています。
来る12月6日(日)、現状の三島駅南口の整備計画について、市民相互に情報共有を図るとともに、今後の本会の活動方針や市民主導・発意の整備計画の策定を目指しての具体的な取り組み方法や対応策について議論する「設立準備会」を開催します。三島市民の創意を集めた、三島らしい創造的な駅前整備計画と新たなグランドデザインが提案・実現できるよう、皆様のご参加をお待ちしております。
記
日時:平成27年12月6日(日)午後1時00分から午後3時00分まで
場所:Via701・1階ホール(三島市本町7-30)
対象者:三島の水と緑を愛し、富士山の景観と自然、文化、歴史を守る意思を持った個人や団体、企業、専門家など
内容:
・三島駅南口の整備計画の現状と課題についての情報共有
・「三島駅南口の整備を考える市民の会」の活動方針と今後の取り組み
・三島駅南口と周辺を連担させた新たな「グランドデザイン」の検討
申込み:申込み不要・自由参加(三島のまちづくりに興味・関心のある方は自由に参加してください)
⇒詳細は、「趣意書・設立準備会案内」(PDFファイル)をご参照ください。
⇒下記の新聞記事もご覧ください。
- 2015年12月5日毎日新聞(「三島駅南口の整備を考える市民の会」設立準備会開催案内)
- 2015年12月4日東京新聞(「三島駅南口の整備を考える市民の会」設立準備会開催案内)
- 2015年12月3日静岡新聞(「三島駅南口の整備を考える市民の会」設立準備会開催案内)
- 2015年12月3日伊豆日日新聞(「三島駅南口の整備を考える市民の会」設立準備会開催案内)
- 2015年12月2日静岡新聞(参考:三島駅南口に高層マンション)
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 三島市本町7-30 |
三島産新銘柄米「ゆめみしま」のご購入はこちら
「2020年アジア都市景観賞」を受賞しました。
2024年9月27日「三島そば種まき体験」掲載
グラウンドワーク三島のfacebookページ
グラウンドワーク三島のインスタグラムページを開設しました!
イギリス&日本・自然環境回復の処方箋~グラウンドワーク~
A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業