箱根西麓の遊休農地を活用した、平成の「三島そば」づくりは、12年目を迎えました。

　今年は、川原ヶ谷（元山中）地区の遊休農地約3,000㎡において、8月21日と8月25日に

種まき作業を行いました。種まき後は大雨の影響を受けましたが、順調に生育し、現在、

見頃を迎えています。箱根西麓の農村風景に咲き香る白い花を見にぜひそば畑へお立ち寄りください。

　なお、今年の収穫作業は10月31日（土）に予定しています（生育・天候の状況によって変更の可能性あり）。

※参考：「三島そば」栽培と地域農業ブランドへの取り組みについて

　箱根西麓の遊休農地を活用した、平成の「三島そば」づくりは、本年で12年目を迎えます。

「三島そば」は江戸時代、三島宿の特産品として東海道を行き交う多くの旅人に親しまれていました。

グラウンドワーク三島では、平成の三島そばとして、地域の食文化復活を目指して栽培に

取り組んできました。市民を中心に「そばつくり隊」を結成し、とうみや足踏み式脱穀機などの

古農具を修理し、昔ながらの栽培方法にこだわり、そば栽培から加工（そば打ち）まで行っています。

　平成26年度は約105kgのそば実を収穫することができました。収穫したそばは、

年越しそば打ち教室や三島街中カフェでの乾麺の販売、市内の飲食店へのそば粉の提供等を

予定し、新たな地域農業ブランドの創出を目指していきます。

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