来る5月10日、三島市内の河川で「第35回三島の川をきれいにする奉仕活動」が開催されます。

　このうち、源兵衛川については、ゲンジボタルやホトケドジョウなどの水生生物の繁殖期にあたる3月から6月に、多くの人々が川の中に入り、河川内を歩き、ヤナギモなどの流水中の水草を除去することは、生き物たちに大きな環境負荷を与える危険性が想定されます。

　そこでグラウンドワーク三島では、三島ホタルの会、源兵衛川を愛する会との連名で、5月10日の源兵衛川の清掃活動における「生息環境への配慮のお願い」の文書を、三島市長、中郷用水土地改良区理事長、源兵衛川流域自治会に提出しました。

　ふるさとの川・源兵衛川の生物多様性を守り育てるために、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

→５月１０日源兵衛川一斉清掃に係る生息環境への配慮のお願い（PDFファイル）

■要望事項（抜粋）
１．ホトケドジョウやゲンジボタルなどの水生生物の繁殖期にあたる３月から６月に、源兵衛川に多くの人々が入り、河川内を歩き、ヤナギモなどの流水中の水草を除去する ことは、生き物たち大きな環境負荷を与える危険性が想定されます。
５月10日に実施される源兵衛川の清掃活動につきましては、第２ゾーン・水の散歩道から、第６ゾーン・桜並木上流側（国東医院奥の橋）までの区間に関わる清掃活動は、川の中には入らず、目視のみの確認とされるように、お願い申し上げます。
なお、三石神社境内沿いの作業につきましては、陸側の草刈のみの実施をお願いします。

２．今後、源兵衛川の清掃活動については、当団体の責任において、源兵衛川流域の自治会の皆さまのご協力を得ながら、ホトケドジョウの繁殖期やゲンジボタルの産卵・孵化期が経過する、６月下旬以降に数回以上実施いたします。