平素は当法人の環境改善活動にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、「三島梅花藻の里」西隣の三島市南本町のPL三島教会跡地が、富士市の不動産会社により宅地分譲用地として買収されてしまいました。予定通り、宅地開発が進行すると、「水の都・三島」の宝物である貴重な湧水地が埋め立てられ、宅地として売却されてしまいます。最終的には「三島梅花藻の里」への恒久的な湧水・水源が途絶え、19年間にわたり守り育ててきた、清流のシンボルであるミシマバイカモが「消滅」してしまいます。
そこで当法人では、9月中旬より、「三島梅花藻の里」の水源地でもある、この湧水地を「三島梅花藻の里・湧水地」として未来に向けて守るための『三島梅花藻の里「泉トラスト運動」(署名・募金)』に取り組んできました。これまでに、「三島梅花藻の里」やVia701、楽寿園、三島みどりまつりや三島大通り宿場まつり、三島フードフェスティバル等のイベントでの街頭署名・募金活動のほか、署名・募金を呼び掛けるチラシの市内新聞折込等を実施してきました。また、三島市自治会連合会・正副会長会議にて承認を受け、市内の自治会・町内会長にも協力を依頼しています。
その結果、市内外の多くの皆様より、11月26日現在、署名7,684人、募金1,806,871円のご協力をいただいています。
この皆様からの応援を受けて、11月26日の三島市議会11月定例会では、三島市より、湧水地付近の用地を市が早急に取得し、三島梅花藻の里と一体的な親水公園として整備する方向性が示されました。
当法人では、三島市による買収をより確実なものとするために、これからも、目標の署名1万人と募金1,000万円の達成に向けて、署名・募金活動を継続いたします。また、いただいた募金は、買収費・整備費・管理費などとして活用してまいります。
「水の都・三島」の宝物である湧水地を守るための「泉トラスト運動」に、引き続きご支援とご協力をお願いいたします。
平成27年11月27日
特定非営利活動法人グラウンドワーク三島
理事長 小松 幸子
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A story of Genbegawa
2021年8月26日「三島梅花藻の里」の定例整備作業
2021年9月16日「桜川川端」の整備作業
2021年8月28日「鎧坂ミニ公園」の整備作業