10月26日(日)の午後から渡辺専務理事(都留文科大学文学部社会学科教授)の案内で、富士山の古道調査に行ってきました。
富士吉田口登山道の「馬返」から、「2合目」まで古道を歩きましたが、紅葉が見ごろでとてもきれいでした。
これらの写真は、歴史的な富士吉田口登山道である馬返や古道周辺に建立されている、富士講に関わる宗教施設です。
1合目にあるのは「鈴原社」、2合目には「冨士御室浅間神社」が、写真のようにありますが、荒廃し、廃屋化しています。
これらは、信仰の対象としての「証」であり、貴重で大切な施設ですが、現在は放置状態です。
このような恥ずかしい有様で、富士山は、本当に「世界文化遺産」に相応しい資格を有しているのが疑問に思いました。
古道周辺の森の木々が鮮やかに色づいている圧巻の自然美を体験しながら、現場の荒廃度を実感して、行政の無策の取り組みに憤りを強く感じた調査でした。
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 富士山 富士吉田口登山道「馬返し」 |
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