秋風薫るさわやかな晴れの日に、腰切不動尊例祭を開催しました。
三島市南本町にあるお不動さんと井戸は『腰切不動尊』と『腰切井戸』といいます。
『腰切不動尊』は、寛永10年(1633)に御殿川の川底で見つかった石の仏像で、腰から上しか彫られていないので、腰切の名前で呼ばれるようになりました。
この不動尊は、腰から下の病や安産にご利益があるとされています。
忘れかけられていた『腰切不動尊』を、平成11年、地域の方々と一緒に再生整備を行い、かつては祭りが盛大に執り行われていた5月の大祭、9月・1月の例祭を復活させ地域の宝物として守ってきました。
今回、その9月例祭を開催しました。
まずは、御堂の清掃を御堂から上段そして下段と順に行います。
普段は見ることのできない、高さ40センチの石仏を祭りの日には見ることができます。
次にお供え物、そして奉納旗と垂れ幕を飾り準備が整ったら、参加者全員で読経・礼拝を行います。
例祭は大祭とは違い、しゃぎり等の催事はありませんが、この日は福島県内中学校のふくしま復興大使の中学生2名が視察に訪れ、準備を手伝ってくださり、一緒に礼拝を行いました。
復興大使のお二人にとっては、準備から関わり礼拝に参加したのは初めてとのことで、とても新鮮な様子でした。ご協力ありがとうございました!
若いお二人にお手伝いいただいた例祭を終え、地域で守っている財産を次の世代へ継承していく大切さを強く感じました。
次回の例祭は1月です。
皆様のご参加をお待ちしております!
地図 [KML] [地図表示] | |
住所 | 静岡県三島市南本町 |
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