三島市と沼津市の境界に位置する「松毛川(沼津市では灰塚川と呼ぶ)」は、かつては狩野川の一部でしたが、昭和初期につくられた新堤防によって三日月形の「止水域」として残った、総延長約1,300m、面積約6haの狩野川の旧河川敷です。両岸には樹齢100年以上の貴重な巨木・数千本が「森の自然堤防」を形成し、狩野川の原風景をとどめており、防災・治水・自然環境・歴史的にも重要な場所でもあります。しかし近年、堆砂により治水機能が低下し、農地の浸水や自然堤防の浸食崩壊による河畔林の倒木被害が多発し、地域の宝物といえる「ふるさとの川と森」が消滅の危機にあります。
これを受けてグラウンドワーク三島では、平成19年度から松毛川「千年の森」づくりをスタートさせ、左岸・沼津市側の河畔林が倒木した河畔約1,300平米を整地し、約2,500本の植樹活動を進めてきました。平成24年度からは、新たに右岸・三島市側でも、河畔林倒木地500平米に繁茂した竹林伐採・整地と、約500本の植樹活動を実施しています。
今回、「グリーンジムモニタープログラム」の一環で、立教大学セカンドステージの受講生等も参加し、松毛川右岸(三島市御園)の河畔に、潜在自然植生から選定した15種の苗木・約200本を2日間にかけて植樹します。
■日時
平成25年12月14日(土)・15日(日)
両日とも13:30〜16:00頃(状況により早めに終了します)
■場所
松毛川右岸
(場所:三島市御園103・?山本食品御園工場の西側、地図を参照)
■内容
エノキ・ムクノキ・ケヤキなど、潜在自然植生15種から選定した苗木約200本の植樹(密植)
■講師
山田 健次 山竹種苗園 代表
渡辺 豊博 グラウンドワーク三島 専務理事
住所 | 三島市御園103 |
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