富士山を水源とする湧水は、静岡県・山梨県内に400〜500 ヶ所も存在していますが、周辺の開発行為の進展による湧水池の減少や改変、水質悪化などの環境問題、被害が発生しており、富士山を水源とする川や海の資源保護のためにも、湧水池の保全対策が大きな課題となっています。さらに、富士山の世界文化遺産登録等によって、登山者数や観光入込客数が急増し、富士山への環境負荷はますます増大しており、周辺に点在する湧水池は存亡の危機にさらされています。

　そこで本法人では、今年度、平成18・19 年度に調査した富士山麓の湧水池・約100箇所の再調査による実態把握と、「富士山湧水マップ」ホームページの更新を進めています。

　今回、富士山湧水池調査に先立ち、水文学が専門の、常葉大学社会環境学部の藤川格司教授をお招きして、富士山と水の関係を学ぶ基礎講座を開講します。

　「水の山・富士山」に興味と関心のある、若者からシニアまでの幅広い方々の参加をお待ちしております。

日 時　平成25年11月23日（土・祝） 18:30〜20:00

場 所　Ｖｉａ７０１ １階ホール（住所：三島市本町7-30、電話：055-973-0038）

講 師　藤川 格司 先生（常葉大学社会環境学部教授、専門は水文学・環境情報科学）

内 容　富士山の湧水の起源や富士山麓の湧水池について、体系的に学びます。

対象者　「水の山・富士山」に興味と関心のある高校生以上（年齢は問いません）

参加費 　無料（定員50 人）

申込方法　電話、ＦＡＸ、Ｅメール等で、下記事務局までお申し込みください。

締切り　11月22日（金）18:00 まで（定員50 人に達し次第締め切ります）

⇒添付書類：詳細案内・募集チラシ（PDFファイル）