魚、川虫、昆虫、植物、鳥の先生たちと、ふるさとの川・源兵衛川にすむ生き物や生態系を学ぶ「源兵衛川生き物観察会(全3回)」がスタートしました。
本日は、第1回「川に入って魚と川虫をしらべてみよう!」を開催しました。
川虫の遠藤浩紀先生(清水南中学校教諭)、昆虫の加須屋真先生(富士常葉大学非常勤講師)、植生植物の菅原久夫先生(富士常葉大学非常勤講師)、魚の関川文俊先生(富士常葉大学附属環境防災研究所研究員)の4人の先生を講師にお迎えして、源兵衛川流域の小学生や親子など42人が参加しました。
集合場所の三石神社では、はじめに、加須屋先生や菅原先生から、観察にあたってのポイント(生き物のすみかなど)や、川沿いの植生についてのお話をいただきました。川の途中では、ホトケドジョウの生息環境の説明と、イヌビエやジュズダマなどの在来植物について学びました。
メディカルセンター沿いに着いたら、いよいよ源兵衛川の生き物探しがスタート!親子でたも網やたこメガネを持って川に入り、川沿いの草むらや川底の石を裏返したりしながら、生き物を探しました。
およそ1時間で、魚では、清流のシンボル・静岡県レッドデータブック絶滅危惧1A類(東部地域)のホトケドジョウの成魚と幼魚をはじめ、きれいな婚姻色のオイカワ、源兵衛川では数少ないウグイ、表面がぬるぬるしているアブラハヤ、口ひげがあるタモロコ、腹びれが吸盤状になっているトウヨシノボリなどを観察することができました。
川虫では、ヒゲナガカワトビケラをはじめとして、卵を持っているサワガニ、コオニヤンマやオニヤンマ、ダビドサナエなどのヤゴなどを観察しました。
参加者は、源兵衛川にすむたくさんの生き物に触れることによって、市民力で清流がよみがえった源兵衛川の水辺自然環境の多様性や豊かさを実感したようでした。これからも、このような生き物がずっとすむことができる環境を、みんなで守っていきましょう!
みなさんも、ふるさとの川・源兵衛川の生き物を、間近で観察してみませんか。
これからチャレンジしたい方!第2回・第3回の観察会に、ぜひご参加ください!
当日参加大歓迎ですが、事前にお申込みいただけましたら、詳細案内をお送りさせていただきます。
■源兵衛川生き物観察会
第2回 源兵衛川の川虫と野鳥をかんさつしよう
日時:8月27日(土) 9:15〜11:30 集合:水の苑緑地
講師:遠藤 浩紀先生(川虫)、滝 道雄先生(鳥)
第3回 水辺とふるさとの植生・植物をさぐってみよう
日時:9月11日(日) 9:15〜11:30 集合:源兵衛川最上流部・ひろせ橋
講師:菅原 久夫先生(植生・植物)
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