三島駅南口東街区再開発事業・計画図の推移

2022/12/15 16:26 投稿者:  gwmishima

 三島駅南口東街区再開発事業の今までの計画図の推移です。最初は「広域健康医療拠点」を建設と華々しく打ち出し、夢満載の事業だと説明していました。

 

 しかし、今の計画は、300戸のマンションと駐車場、僅かの商業施設を建設するだけに変わり、医療施設の設置も順天堂大学が入るといいながら、医師会の了承すら得れず、実現性は脆弱です。

 

 最初の事業計画で採択されたのですから、その通りのものができないなら、市民や議会に「嘘」をついたことになりませんか。ミサワホームを中心とした民間事業者に全てを委ね、事業者の利益と便益を優先する、偏った市政を進めています。

 

 ホテルは無くなり、駅前に賑わいを呼び込むための多様な商業施設も消滅してしまいました。今は、ただの高層マンションを三島市の一等地に建てるだけのどこにでもあるような陳腐な計画に成り下がっています。

 

 その代償は大きく、命の水の地下水を傷付け、南北自由通路は実現できず、北口開発から取り残され、61億円、いや工事費の高騰により100億円近い、市民負担が課せられます。

 

 このお金、人への投資に変えません、市内の空き家や空き店舗の活用策に投資しませんか、平面的な開発は市内各所での人口が増え、街中活性化の起爆剤になります。やり方次第で、来年からでも、もっと街中を賑やかにすることができます。

 

 今の計画内容を詳細に確認してください。現在の市営駐車場を6m以上、県道面まで掘り下げます。北口の増進会のビル建設では空洞や亀裂が見つかり、難工事だったと聞いています。当然、南側のこの場所にも、地盤に空洞や亀裂が想定されます。一方方向からしか出入りできない駐車場に停めますか、駐車し、降り、回って駅に行きます、不便で時間を要します。誰が頻繁に使用しますか。

 

 市民の皆さん、見栄えのいい計画図にだまされないでください。実態を直視して問題点を認識してください。この現実離れした、三島の身の丈に合わない、この計画の「嘘」暴き、次のリーダーを決めてください。まずは、川勝知事からの宿題である「5分野16項目」の尊守と見直しが不可欠です。

 

 

 

メイン )