2022年2月3日(木)に開催された三島市議会経済建設委員会の三島駅南口東街区再開発事業に関わる三島市当局との質疑応答を傍聴に行ってきました。
感想としては「市民や議会が知りたい詳細な情報を隠し、誤魔化し、意味不明の答弁に終始」です。
明確化した事実は「①基本設計は公開不可、②定期借地範囲は容積率の拡大を調整、③広域健康交流拠点の施設計画は消滅、④建設計画優先で施設利用計画は白紙、⑤予算の繰越や減額有りで地権者・賃貸者との交渉難航か、⑥2月1日付けで県に組合設立認可申請済み、⑦今後も準備組合を隠れ蓑に使い詳細な情報を議会や市民に公開せず情報閉鎖の市政を推進、⑧東海トラフ地震に対する耐震性の検討無し、⑨地質調査不足なのに地下水・地盤への悪影響無しと断言」です。
「情報閉鎖・議会無視・市民軽視」への市の傲慢な対応に怒りを感じました。今の状態は高層マンションと駐車場を建設するだけで商業施設や健康医療施設の具体性は皆無で施設構想はゼロです。
地域経済への波及効果を検証・評価することもできず、コンクリートの塊を造るためだけの無駄な夢無き事業といえます。欠席した市会議員は６人、市民に62億円の税負担を課す事業に関心が無いのでしょうか？本事業を「中止」させなくては、三島が壊されてしまうとさらに実感しました。
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