三島市長伏地区「松毛川」の現状とこれからの整備(令和元年7月21日)

2019/7/31 11:21 投稿者:  gwmishima

 この写真は、三島市長伏地区・三島市下水道処理施設横を流れる「松毛川」(沼津市側は灰塚川と呼ぶ)の現状です。松毛川湛水防除機場側には堆積土は排除されていますが、橋の上流側は川の流れが見えないほど土砂が堆積しています。また、沼津市側には放置竹林が繁茂し、貴重な河畔林が消滅しています。


 このままでは、洪水時には頻繁にあふれて、長伏工業団地や住宅地に「浸水被害」を発生させます。地域住民は、現場を見て、その切迫した危険性を実感してください。


 グラウンドワーク三島は、12年前より、三島市側からこの放置竹林を伐採し、約5500本の在来植生を植樹して、新たな森づくりを進めてきました。放置竹林を伐採することで、松毛川の実態を見ていただき、危機感を共有していただきたい思いから進めて来ました。


 さあ、この場所の森づくり・放置竹林の伐採も、いよいよ夏から、国内外に誇れる生物多様性にあふれたサンクチャリー・ジェラシックパークづくりを目指して本格的に取り組みます。


 今年から、静岡県東部農林事務所が事業主体者となり、この松毛川の堆積土の排除による治水対策と用水源の確保が始まります。無理をせず、こつこつと地道に千年の森づくりを進めていきます。皆さんの参加をお待ちしています。

 

 

 

 

 

メイン )