9月4日と5日に開催された「東街区勉強会」において講師の地質学者・塩坂邦雄先生から、東街区の高層マンション建設地基盤の溶岩層と溶岩トンネル、さらに、線上に連なる菰池・鏡池・白滝公園・浅間神社神池の湧水池・地下水脈は、世界的価値を有す地質の微妙なバランスに基づいた「世界遺産的な宝物」だとの指摘がありました。
三島・世界の宝物を傷付け、破壊しようとする、今回の再開発事業は即「中止」です。建設の経済効果の破綻や市民への過大な税負担、命の水と水辺環境への環境被害など問題は山積みです。
ホテルが撤退・マンション縮小・商業施設見込み無しなど当初の事業計画が大幅に変更になっているのに、市議会ではその真相究明も行わず、特別委員会も設置せず、市会議員は知らん顔、無責任です。開発企業は地下水を傷付ければ、行政の責任に転嫁するだけです。市民もこの難局を「自分事」にして市政・行政監視を強めなければ、三島は壊されてしまいます。
「中止」への取り組みをさらに強化していきます。
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